ステップワゴン スパーダ クールスピリット(RP3型)のロービームはLED?バルブ規格が表示されない理由と交換時の注意点

自動車

クルマのヘッドライト交換を考える際、まず必要になるのがバルブの規格情報です。しかし、ステップワゴン スパーダ クールスピリット(RP3型・平成29年3月登録車)では、ロービームのバルブサイズを調べても「LEDタイプ」「適合なし」などと表示され、具体的な型番が出てこないことがあります。本記事ではその理由と、交換やカスタムを検討する際のポイントについて詳しく解説します。

RP3型ステップワゴン スパーダのロービームは純正LED

結論から言えば、ステップワゴン スパーダ クールスピリット(RP3型)のロービームは工場出荷時からLEDヘッドライトが標準装備されています。これはHIDやハロゲンとは異なり、バルブ(球)交換式ではなく、LEDユニット一体型の設計が多いため、一般的な「バルブサイズ」は存在しません。

そのため、市販の適合表やネットショップで「適合なし」「LEDタイプ」などと表示されるのは、この構造上の理由によるものです。

なぜLEDライトはバルブサイズが不明なのか?

LEDロービームはハロゲンランプやHIDのようにバルブ単体で交換できる設計ではありません。多くの場合、LEDチップと放熱構造を含む専用ユニットとして車両に組み込まれており、これが「バルブサイズが不明」とされる最大の理由です。

また、メーカーはヘッドライトユニット全体での性能を保証しているため、バルブサイズの情報を個別に公開していないことがほとんどです。

ヘッドライトの不具合時はどうする?

LEDユニットが故障した場合は、従来のバルブ交換とは異なり、ライトユニットごと交換が必要になる場合があります。これは車種や年式、保証状況によって異なるため、まずはディーラーや整備工場に相談することが大切です。

特に新車登録から5年以内であれば、保証対象となる可能性もあるため、純正保証の範囲を確認しておくことをおすすめします。

LEDを社外品にカスタムする際の注意点

一部のオーナーは、純正LEDをさらに明るい社外LEDユニットやプロジェクター化された製品に交換するケースもありますが、この際には車検対応や光軸調整、配線加工の有無など多くの注意点があります。

特に、純正とは異なるLEDユニットを無理に装着すると、配光が適正でなくなり、対向車の視界を妨げたり、車検に通らなかったりするリスクもあります。

実際のユーザーの声と困惑の例

「LEDってわかってるのに、バルブサイズが一切出てこない」「パーツ検索しても“LEDタイプ”としか表示されない」など、実際に調べたユーザーの多くが混乱しています。

こうしたケースでは、純正情報や整備書、ディーラーへの確認が確実な方法です。ネットの情報も参考になりますが、車種・年式・グレードで仕様が異なるため、正確な情報を得るにはメーカー情報が最も信頼できます。

まとめ:RP3ステップワゴンのロービームはユニット一体型LED

ステップワゴン スパーダ クールスピリット(RP3型・初年度平成29年3月登録)のロービームは、純正LEDユニットが装備されており、ハロゲンやHIDのようなバルブ交換式ではありません。そのため、一般的な「電球サイズ」が存在せず、「適合なし」と表示されるのは正常な状態です。

交換やカスタムを考える際には、ユニット構造や車検基準を十分に理解し、専門業者やディーラーに相談しながら安全かつ合法的な方法を選びましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました