中古車のローンは車両本体だけ?諸費用を現金で払う必要がある理由とその回避策

中古車

初めての車購入でローンを検討する際、「車両価格だけがローンの対象なのか?」「諸費用は別で現金払いなのか?」といった疑問を持つ方は少なくありません。特に新卒1年目で貯金が少ない方にとって、諸費用の扱いは重要なポイントです。本記事では、中古車購入時のローンと諸費用の関係、店舗による違い、そして現金がない場合の対処法について解説します。

中古車購入の費用構成|車両価格+諸費用が基本

中古車を購入する際の支払総額は、車両本体価格+諸費用(登録費用、税金、整備費など)が基本です。この「諸費用」が意外と高く、車両価格の10〜20%程度かかることもあります。

たとえば、180万円の車を購入するとして、諸費用が20万円かかれば、合計200万円ほどの支払いが必要になります。

諸費用はローンに組める?店舗によって対応が違う

実は、諸費用をローンに含められるかどうかは販売店やローン会社の方針によります。一部の販売店では「諸費用は現金で」と説明されることがありますが、これはその店舗が提携しているローン会社が「諸費用をローン対象に含められない」からです。

逆に、一括見積もりをローンに含めることができる販売店も多数存在します。提携ローンの内容や店舗の方針を変えるだけで、諸費用も含めてローンが組める場合があるのです。

ローン会社の審査と新卒1年目の信用力

新卒1年目の方がローンを組む場合、勤続年数や年収、勤務先の安定性などが審査に影響します。諸費用を含めてローンを申し込む場合、金額が大きくなるため審査がやや厳しくなることがあります。

ただし、販売店系ローン(ディーラーローン)や信販会社系のオートローンは、銀行ローンに比べて審査が通りやすい傾向があります。さらに、親名義で連帯保証人を立てれば、通過率が上がる可能性もあります。

どうしても現金が用意できない場合の選択肢

諸費用の現金支払いが難しい場合、以下の選択肢が検討できます

  • ローンに諸費用を含められる販売店を探す:ネット上の中古車販売サイトで「総額ローン可」の表記をチェック。
  • クレジットカード支払いが可能か確認:一部販売店では諸費用のみカード払いを受け付けていることも。
  • ローン借入先を変える:銀行や信用金庫よりも信販会社系ローンのほうが柔軟に対応してくれる場合あり。

また、軽自動車や価格帯を少し下げて総額を抑えることで、現金不要で購入できるパターンもあります。

実際の購入例と体験談

たとえば、ある新卒男性(23歳)は180万円の普通車を購入する際、地元の中古車販売店では諸費用の20万円が現金払い必須と言われました。そこで、大手中古車販売チェーンに相談したところ、「総額200万円までローン対応可」となり、無事に手続きを完了できたという例があります。

販売店の方針による違いがあるため、複数の店舗で見積もりを取り比較することが鍵です。

まとめ:諸費用をローンに含めたいなら店舗選びが重要

諸費用はローン対象外とされることもありますが、すべての販売店が同じ方針ではありません。提携ローンや支払い条件を柔軟に設定できる店舗を選ぶことで、新卒1年目でも諸費用込みでローンを組むことが可能です。

貯金がない状況でもあきらめずに、条件の良い販売店を探すこと、複数の見積もりを取ることが大切です。購入を焦らず、納得のいく条件で愛車を手に入れましょう。

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