車の全塗装はいくらかかる?2009年型フリードで20万円以内に収まる可能性を検証

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愛車の全塗装(オールペイント)を検討する方にとって、気になるのがその費用。とくに年式が経過した車両に対しては「そこまでお金をかけるべきか?」「どこまでが適正価格か?」という疑問も生まれやすいものです。この記事では、2009年式ホンダ・フリードのようなコンパクトミニバンに対して全塗装を行う場合の費用相場やポイントを詳しく解説します。

全塗装の費用相場はどれくらい?

一般的に、乗用車の全塗装費用は20万円〜50万円程度が相場です。価格差が大きいのは、使用する塗料の種類、作業の丁寧さ、下地処理の有無、塗装箇所(ドア内側やエンジンルーム含むか)によって大きく変わるためです。

特にこだわりがなければ、最低限の仕上がりで20万円台から可能なケースもあり、「とにかく色が変わればいい」「劣化を目立たなくしたい」といった目的であればコストを抑えたプランが現実的です。

フリードサイズで20万円以内は可能か?

2009年型ホンダ・フリードは5ナンバーサイズのミニバンで、面積的には小型〜中型車の範囲に収まります。そのため、格安塗装業者や地域密着の鈑金塗装店を活用すれば、20万円以内での全塗装も可能です。

ただしこの価格帯では、ドア内側やボンネット裏などの「見えない部分」の塗装が省略される簡易塗装が多く、本格的なカラーチェンジではなく「補修+リフレッシュ」の意味合いが強くなります。

価格を抑えるためのポイントと注意点

  • 純正色に近い色を選ぶ:下地処理が少なく済み、工数が減る。
  • 内側塗装なしの外装のみプラン:ドア内側などを省略すると価格ダウン。
  • 塗装専門店を探す:ディーラーよりも費用を抑えられる傾向。

また、ネットでの一括見積もりサービスや、地元の板金屋さんを回って相見積もりを取ると、10万円台後半〜20万円程度での提案が得られることもあります。

実例:中古フリードを全塗装したケース

あるユーザーは、年式の古いフリードを買い取った後、外装全体の色あせを補うために地元の鈑金工場で全塗装を依頼。選んだのは「外装のみ」「現行の近似色」「下地処理簡易型」で、総額18万円で完了したとのこと。

このように、用途や仕上がりへのこだわりによっては、リーズナブルに見た目を一新できる選択肢も十分あります。

全塗装以外の選択肢:ラッピングや部分塗装

費用をさらに抑えたい場合、「カラーフィルム(ラッピング)」や「クリア塗装+研磨」などの方法もあります。ラッピングは元の塗装を傷めず、色を変えることができ、価格は20万円前後〜が目安です。

また、部分的なクリア塗装や研磨のみでツヤを復活させる方法も、5万円〜10万円程度で可能なため、予算に応じて検討する価値があります。

まとめ:フリードの全塗装は条件次第で20万円以内も可能

2009年式のホンダ・フリードであれば、全塗装を20万円以内で仕上げることは現実的です。ただし、仕上がりの質や塗装範囲には差が出るため、自分のこだわりや車の今後の使用年数に応じて判断することが重要です。

コストを抑えつつ満足できる仕上がりを目指すなら、複数の業者に見積もりを依頼して、比較検討することが成功のポイントとなります。

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