中古バイクを購入する際、エンジンやオイル漏れなどのチェックは当然必要ですが、それだけでは不十分です。意外と見落としがちな部分をしっかりと確認して、後々のトラブルを防ぎましょう。今回は中古バイク購入時に注意すべきポイントを解説します。
1. フレームや車体の状態を確認
フレームや車体はバイクの骨格ともいえる部分です。特に事故歴があるバイクでは、フレームに歪みや亀裂が入っている場合があります。見た目ではわからないこともあるため、フレームの状態を専門家にチェックしてもらうことをおすすめします。
2. タイヤの摩耗具合と状態
タイヤは安全に直結する重要な部分です。摩耗が進んでいるタイヤや、ヒビ割れが見られるタイヤは交換が必要です。特にタイヤの溝が減っていると、雨天時に滑りやすくなり非常に危険ですので、購入前にしっかりチェックしましょう。
3. サスペンションの動作確認
サスペンションが劣化していると、走行中に安定性が欠けてしまいます。サスペンションの沈み込み具合や跳ね返りの状態を確認し、異常がないか確かめましょう。特に長年使用されているバイクでは、サスペンションのガス漏れやオイル漏れが発生していることもあります。
4. ブレーキの効き具合
ブレーキはバイクの安全性に直結する重要な部分です。ブレーキの効き具合や、パッドの残量、ローターの状態などをチェックすることが大切です。ブレーキに異音がする、効きが悪い場合はすぐに交換が必要です。
5. バッテリーや電装系の確認
バッテリーが上がっていると、バイクの始動に影響が出ます。また、電装系の故障も起こりやすいため、ライトやウィンカー、ホーンなどが正常に動作するか確認しておきましょう。
まとめ
中古バイクを購入する際には、エンジンやオイル漏れだけでなく、フレーム、タイヤ、サスペンション、ブレーキ、バッテリーなどさまざまな部分をチェックすることが大切です。事前にしっかりと確認し、問題があれば購入前に修理を依頼することで、安全に長く楽しむことができます。
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