中古車を購入した際、前オーナーが何かしらのカスタマイズを行っていた場合や、車両自体に何らかの不具合が発生している可能性があります。今回の質問では、MK53Sスズキスペーシアターボのスピードメーターが145キロまで表示されること、ブースト計がアクセルを踏み込むと1.2キロで固定される現象についてです。この状況について、原因や対策について詳しく解説していきます。
スピードメーターが145キロ表示になる理由
スピードメーターが通常の仕様以上に表示される場合、以下の理由が考えられます。
- コンピュータの書き換え:前オーナーが車両のECU(エンジンコントロールユニット)をチューニングし、速度リミッターや表示を変更している可能性があります。
- 後付け部品による影響:スピードメーターに何らかの後付け部品が取り付けられている場合、それが表示に影響を与えているかもしれません。
- 計器の故障:スピードメーター自体に故障がある場合、異常な速度表示が出ることがあります。特に中古車の場合は、計器の状態が不明な場合もあるため、ディーラーでの点検が推奨されます。
ブースト計が固定される原因
アクセルを踏み込むとブースト計が1.2キロで固定されるという現象についてもいくつかの可能性があります。
- 過去のカスタマイズの影響:前オーナーがターボやブーストのセッティングを変更している場合、通常以上の圧力がかかっているか、逆に固定された値が表示されることがあります。
- ブースト計の故障:ブースト計自体が正しく作動していない場合、誤った値が表示され続けることがあります。後付けのブースト計の場合、取り付けが不十分だと正確な値を反映しないこともあります。
何もしていない場合でも故障や改造の可能性は?
質問者の友人が「何もしていない」とのことですが、中古車を購入した場合、前のオーナーが何かしらの改造やセッティングをしている可能性が高いです。これにはECUの書き換えや、アフターマーケットの部品を取り付けた履歴などが含まれます。特にターボ車両はカスタマイズされやすいため、購入時にそういった点をしっかり確認することが重要です。
対策と点検のすすめ
もし、車両に異常や不安を感じた場合は、最寄りのスズキディーラーや信頼できる整備工場で点検を依頼することをおすすめします。特にスピードメーターやブースト計の異常が発生している場合、計器や車両の制御システムに問題がある可能性があるため、早めの点検が安全対策としても重要です。
まとめ
中古のMK53Sスズキスペーシアターボにおいて、スピードメーターの異常表示やブースト計の固定は、過去の改造やセッティング変更が影響している可能性があります。友人が何もしていない場合でも、前オーナーの行った変更が残っていることが考えられます。問題が発生している場合は、早急に点検を受け、安全に走行できる状態にすることが大切です。
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