MR2のようなチューンドターボ車を雪国で通年使用する際、特にオイルクーラーの取り扱いに困ることがあります。オイルクーラーを腹下に設置できない場合でも、効果的な冷却方法を見つけることが可能です。今回は、MR2をはじめとしたチューンドカーのオイルクーラー設置方法について解説します。
雪国でのMR2チューンドターボに最適なオイルクーラー設置方法
降雪地帯でMR2を通年使用する場合、エレメント移動によって油量を5Lに増やし、オイルの温度上昇を抑えることは一つの方法です。しかし、この方法では十分な冷却効果を得られないため、オイルクーラーの設置場所やホースの取り回しが重要になります。
腹下にオイルクーラーを設置できない場合でも、代わりにフロントやリアのエリアに設置する方法があります。特にリアに設置する方法は、ターボの排熱を効率的に利用することができ、冷却効果を高めることが可能です。
オイルクーラーをリアに設置する利点
リアにオイルクーラーを設置することで、冷却効率を高めるとともに、車両の走行性能にも良い影響を与えます。リアに設置することで、ターボ周りの熱を逃がし、オイル温度を低く保つことができます。
また、リアにオイルクーラーを設置することで、フロント部へのエアフローが邪魔されず、車両全体の冷却効率を向上させることができます。これにより、走行中のオイル温度が安定し、長時間の走行でもオーバーヒートを防ぐことが可能です。
実際にリアにオイルクーラーを設置している車両の事例
実際にMR2や他のスポーツカーでリアにオイルクーラーを設置している車両も増えてきています。例えば、あるMR2オーナーは、ターボチャージャー周辺の熱を効率よく放出するために、専用の金属製ブラケットを使ってリアにオイルクーラーを設置しています。
こうした事例では、エレメントの位置やホースの取り回しに工夫をこらし、エンジンルーム内のスペースを有効に活用することで、冷却効率を向上させることができます。さらに、オイルクーラーのサイズやコアの選定にも注意が必要です。
オイルクーラー設置時の注意点と効果的な冷却対策
オイルクーラーを設置する際には、冷却性能を最大限に引き出すためにいくつかのポイントを押さえる必要があります。まず、オイルクーラーの設置場所を選定することが重要です。リアに設置する場合でも、エアフローが確保できる場所を選ばなければ、冷却効果が十分に得られないことがあります。
また、ホースの取り回しについても注意が必要です。ホースが長くなりすぎると、オイルの流れが悪くなり、冷却効果が低下する恐れがあります。ホースの長さを短く保ち、曲げ角度を少なくすることで、オイルの流れをスムーズに保ちましょう。
まとめ:MR2チューンドターボのオイルクーラー設置方法
降雪地帯でMR2を通年使用する場合、オイルクーラーの設置場所や冷却システムの工夫が非常に重要です。腹下にオイルクーラーを設置できない場合でも、リアに設置する方法を採用することで、冷却効率を高め、長時間の走行でもオイル温度を安定させることが可能です。
また、設置時にはホースの取り回しや冷却効果を最大化するためのポイントを意識して、適切な部品を選びましょう。こうした工夫を重ねることで、MR2の性能を引き出し、安定した走行が可能になります。
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