プレサージュ PNU31 4WD CVT の異音の原因と修理費用の目安

車検、メンテナンス

日産プレサージュ(PNU31 4WD CVT 125,000km)に乗っていて、走行中に「カラカラ」という異音が発生することがあります。このような症状は、エンジンや駆動系、足回りの部品の摩耗や劣化によって起こることが多いです。この記事では、考えられる原因と修理費用の目安について解説します。

1. 異音の発生状況から考えられる原因

今回のケースでは、以下のような特徴があるため、特定の部品の異常が疑われます。

  • アイドリング時には異音が発生しない
  • 2,000回転くらいでトルクがかかると発生
  • 停車時の空ぶかしでは異音がしない
  • 平坦な道での加速時に特に発生

これらの特徴から、以下の部品に問題がある可能性が高いです。

① ドライブシャフトの異常

異音の原因として最も疑われるのが、ドライブシャフトのジョイント部分の摩耗です。特に、加速時や負荷がかかった際に「カラカラ」という音がする場合、ドライブシャフトのCVジョイント(等速ジョイント)が劣化している可能性があります。

放置するとジョイントが破損し、走行不能になる可能性があるため、早めの点検・修理が必要です。

② エンジンマウントの劣化

エンジンマウント(エンジンを固定するゴム部品)が劣化すると、エンジンの振動が過度に伝わり、異音の原因になることがあります。特に、加速時に負荷がかかると発生する場合は、この可能性も考えられます。

③ マフラーの遮熱板やエキゾースト系の異常

エキゾーストパイプや遮熱板の緩みがあると、エンジン回転数に応じて「カラカラ」とした音が出ることがあります。特に古い車両では、遮熱板のネジが緩んでいることが原因で異音が発生することが多いです。

2. 修理費用の目安

異音の原因に応じて、修理にかかる費用は以下のようになります。

原因 修理費用の目安
ドライブシャフト交換 30,000円~80,000円(部品代+工賃)
エンジンマウント交換 20,000円~50,000円(部品代+工賃)
エキゾースト系の調整・修理 5,000円~30,000円

※費用は車種や修理工場によって異なりますので、正確な見積もりはディーラーや整備工場で確認してください。

3. 修理前に試すべきこと

修理に出す前に、以下のチェックを行うことで、ある程度原因を特定できるかもしれません。

  • 車の下回り(マフラー・遮熱板など)に緩みがないか確認する
  • ドライブシャフトのブーツが破れていないか目視でチェックする
  • 異音の発生条件(加速・減速・坂道など)を詳しく観察する

これらを整理して整備工場に伝えると、スムーズに修理を進めることができます。

4. まとめ

プレサージュ PNU31 4WD CVT の「カラカラ」という異音の主な原因は、ドライブシャフトの劣化、エンジンマウントの異常、エキゾースト系の緩みなどが考えられます。

特にドライブシャフトの異常は走行不能に繋がる可能性があるため、早めに点検・修理を行うことをおすすめします。

異音が気になる場合は、信頼できる整備工場やディーラーで相談し、適切な対応を取りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました