こんにちは、Awaisora管理人です。
僕はある工場でポリッシュをしていた、元プロのポリッシュマンです。ポリッシャーというのは、車体をピカピカにポリッシュ(磨く)するときに使われるかなり便利な道具です。
さて今回は、そんな僕がポリッシュ初心者向けに、ポリッシャーの使い方を解説していきたいと思います。「愛車が傷まみれだけど自分で直してみたい…」や「車界隈でよく聞くポリッシュを自分でもやってみたい」といった方々の参考になれれば幸いです。
準備する道具は5つのみ
- ウールバフ
- スポンジバフ(目の細かいもの)
- ポリッシャー
- コンパウンド(研磨剤が細かいもの)
- 車用のタオル
バフというのは、「付属する」や「付帯する」のような意味です。ドラゴンクエストなどをやったことのある方なら、聞き覚えのある言葉ではないでしょうか。以下では、この5つの道具の説明をしていきます。
1.ウールバフ
ウールバフは、名前にウールが入っている通り、「毛」のバフという意味です。ウールバフの中にも色々な種類があって、「長い毛」が円盤状にくっついているタイプもあれば、「短い毛」が円盤状にくっついているタイプもあります。
この、ウールバフは、これから下でご紹介するバフの中でも、特に車体表面を磨く摩擦力が強いので、バフを使う最初の過程で重宝します。ただ、それだけ摩擦力の強いウールバフですので、下手にやれば「焼け」や「傷」といったリスクもあるので、ポリッシュ初心者の方は慎重に取り扱うようにしましょう。
2.スポンジバフ(目の細かいもの)
スポンジバフは摩擦が弱く、素材が柔らかいため仕上げに向いています。
ウールバフの磨きでついた細かな傷をコンパウンドをつけて磨くと、肉眼レベルではピカピカに見えるくらい傷を小さくしてくれます。
そしてスポンジバフは目の細かいものを買いましょう。
3.ポリッシャー
ポリッシャーはバフを取り付けて機能します。
値段は、2000円から20000円ぐらいと値段の幅は広いです。
4.コンパウンド(研磨剤が細かいもの)
今回準備する道具の中で一番大事なのはコンパウンドです。
コンパウンドはポリッシュにおいて、車でいうととガソリンのような役目を持っています。
5.車用のタオル
車用の柔らかい素材でできているタオルです。
普通のタオルで修正箇所を拭くと、細かい傷が新しくできるので用意しましょう。
4つの手順でピカピカボディ
ポリッシャーは基本、作業の最初から最後まで使います。
回っている途中バフの取り付け部分に体があたると痛いので、注意してください。
1.ウールバフを取り付ける
まずは、ポリッシャーとウールバフを用意します。
用意ができたら、ポリッシャーにウールバフを取り付けてください。
なるべくポリッシャーの中心に着けよう
バフを取り付ける際に共通して言えることですが、なるべくポリッシャーの中心に取り付けるようにしましょう。
中心に取り付けないと、重心がずれて制御が難しくなり、体力を消耗します。
2.車体を磨く
ウールバフや磨きたい箇所にコンパウンドを付け、磨きます。
コンパウンドは慣れるまでは、米3粒くらいを目安に付けましょう。慣れたら自分の感覚で柔軟にやります。
3.スポンジバフを取り付ける
そしたら、ウールバフをポリッシャーから取り外し、用意してあるスポンジバフをウールバフを取り付けたときと同様に、ポリッシャーの中心を意識して取り付けます。軽くポリッシャーを稼働させ、スポンジバフが外れたりせずしっかり回るようなら、再度ポリッシャーの準備は完了です。
4.仕上げ
コンパウンドを付け、スポンジバフで仕上げます。
最後に車用のタオルで拭いたらポリッシュ終了です。
まとめ
今回は、ポリッシャーの使い方を解説していきました。
手順をまとめると以下になります。
- ウールバフを取り付ける
- 車体を磨く
- スポンジバフを取り付ける
- 仕上げ
最後までお読みいただきありがとうございました!
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