2023年にフルモデルチェンジを果たした新型アルファード(ALPHARD)とヴェルファイア(VELLFIRE)は、発売直後から高い注目を集め、納期も長期化しています。高級ミニバン市場で圧倒的な人気を誇るこの2車種は、単なる移動手段を超えた「資産」としての価値すら語られるほどです。では実際、新型アルヴェルのリセールバリュー(売却時の価値)はどの程度良いのでしょうか?本記事では最新の市場動向と高く売るためのポイントを徹底解説します。
なぜアルファード&ヴェルファイアはリセールが高いのか
新型アルヴェルは過去モデルから一貫して中古市場で高い需要があり、リセール率の高さが知られています。理由は以下の通りです。
- 国内外でのブランド力:トヨタのフラッグシップミニバンとしての信頼と海外市場(特にアジア・中東)での人気が非常に高い
- 法人需要の強さ:VIP送迎車や役員車としても需要があり、低年式でも高額で取引される傾向がある
- 供給不足と納期の長期化:2023年モデルは納期が1年以上とも言われ、中古車市場の価格を押し上げている
例えば、発売からわずか数か月の2023年式アルファードZ(ハイブリッド)が新車価格よりも高い「プレミア価格」で取引されている例も見られます。
新型アルファード・ヴェルファイアのリセール実績
カーオークションや買取業者の情報をもとにした初期データによれば、新型アルファード・ヴェルファイアのリセール率は以下の通りです。
グレード | 新車価格(税込) | 初期リセール率(目安) |
---|---|---|
アルファード Z(ガソリン) | 5,400,000円 | 約110~120%(一部は新車超え) |
アルファード Z(ハイブリッド) | 6,200,000円 | 約115%前後 |
ヴェルファイア Z Premier(ハイブリッド) | 6,500,000円 | 約120%超(プレミア価格継続中) |
このように、最新モデルの一部グレードは「所有しているだけで資産」となる可能性も示唆されています。
リセールを最大化するポイント
高リセール車であっても、売却のタイミングや使い方によって大きく価値が変動します。以下の点を押さえておくことが重要です。
- 人気グレード・カラーを選ぶ:ブラック系やホワイトパール、Zグレードなどは特に需要が高い
- 走行距離を抑える:3万km以内は高評価、1万km未満ならさらに有利
- ディーラーオプションに注意:エアロパーツやツインムーンルーフなど、人気装備は高評価されやすい
特に最初の1〜2年以内の売却は、高リセールを狙いやすいタイミングです。
将来のリセール動向はどうなる?
今後の市場では、電動化の波や中古車の輸出規制の影響も予想されるため、長期的にはリセールが下がる可能性もゼロではありません。
とはいえ、アルヴェルに関しては依然として「需要>供給」の状況が続いており、特にハイブリッドモデルやエグゼクティブラウンジなどの上位グレードは、当面高値が維持されると見込まれます。
市場の動向を見極めながら、売却のタイミングを判断することが重要です。
まとめ:新型アルヴェルは間違いなく「高リセール」な一台
新型アルファード・ヴェルファイアは、その高い需要とブランド力から、現時点で間違いなくリセールの良い車といえます。購入後数年であっても高値で売却できる可能性があり、維持コストの観点でも非常に魅力的です。
今後も価格変動には注視が必要ですが、現段階で「資産価値」を重視するユーザーにとっては最適な選択肢といえるでしょう。
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