ドライブレコーダー(通称ドラレコ)は、事故やトラブル時の証拠確保に欠かせない装備です。個人の車には標準装備されつつあるドラレコですが、レンタカーではどうなのか?気になる方も多いはずです。この記事では、レンタカーのドライブレコーダー装着状況や利用時の注意点、確認方法まで詳しく解説します。
レンタカーにドライブレコーダーは付いているのか?
結論から言うと、すべてのレンタカーにドライブレコーダーが標準装備されているわけではありません。特に一般的なレンタカー(軽自動車・コンパクトカー)や低価格プランの車両では、未装着のケースも多く見られます。
一方、法人契約用車両や高グレード車、事故対策の意識が高いレンタカー会社では、前方のみまたは前後録画対応のドラレコを標準装備しているケースも増えてきました。
主要レンタカー会社の対応状況
レンタカー会社 | ドラレコ装備状況 | 確認の可否 |
---|---|---|
トヨタレンタカー | 高グレード車は装備あり/標準車は未装備も多い | 予約時に確認可 |
ニッポンレンタカー | 一部車両に前方のみ装備 | 要事前問い合わせ |
オリックスレンタカー | プレミアム車両は装備済が多い | 店舗による |
タイムズカーレンタル | ドラレコ装備車を選べる場合あり | WEB選択不可、電話で確認可 |
ドラレコの有無は予約サイトには明記されていないことが多く、必要な場合は事前に電話などで確認するのが確実です。
事故時のドラレコ映像は使えるのか?
ドラレコが搭載されている場合でも、映像の確認や取得にはレンタカー会社の判断が必要です。自分でSDカードにアクセスできない構造の機種も多く、勝手にデータを持ち出すことはできません。
事故やトラブル発生時には、レンタカー会社を通じて映像の確認や提供を依頼する必要があります。警察や保険会社と連携して対応する流れが一般的です。
ドラレコがない場合はどうする?
万が一、レンタカーにドラレコが付いていない場合、トラブル時の証拠保全のためには以下の対策が有効です。
- スマホで走行中の映像を録画(同乗者が操作)
- ポータブル型ドライブレコーダーを持参して設置
- 走行前に車両の外装を撮影しておく
また、近年ではスマホアプリ型ドラレコも普及しており、無料で前方映像を記録できるアプリをインストールしておくのもひとつの方法です。
ドラレコ付きレンタカーを借りたい時の確認ポイント
確実にドラレコ付き車両を利用したい場合は、以下のポイントを事前にチェックしましょう。
- 予約時にオプションとして指定できるか
- 電話やメールで店舗に直接確認する
- 「安全装備あり」「プレミアム車両」などの記載に注目する
- 法人契約向けプランや高年式車を選ぶ
ドラレコ付き車両は特に都市部や空港近くの営業所に多く配置されている傾向があるため、地域も考慮すると良いでしょう。
まとめ:レンタカーのドラレコ装備は「要確認」。必要なら必ず事前チェックを
レンタカーにドライブレコーダーが付いているかどうかは、車両やレンタカー会社によって大きく異なります。標準装備されているとは限らないため、必要な方は予約時点で必ず装備の有無を確認することが大切です。
事故やトラブルに備えて、自衛策としてアプリや持参ドラレコを活用することも検討し、安全・安心なドライブを心がけましょう。
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