新型アルファード(40系)の3列目シートの格納方法について、床下収納が可能かどうか疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、3列目シートの格納方式やその理由、使い勝手について詳しく解説します。
新型アルファードの3列目シートは跳ね上げ式
新型アルファードの3列目シートは、床下に格納するタイプではなく、左右に跳ね上げて固定する方式を採用しています。これにより、荷室スペースを拡大することが可能です。
跳ね上げ式のメリットとして、床下に大容量の収納スペースを確保できる点が挙げられます。観葉植物やスペアタイヤなど、高さのある荷物も収納しやすくなっています。
跳ね上げ式の使い勝手と工夫
跳ね上げ式の3列目シートは、ワンタッチで簡単に操作できるよう設計されています。力を使わずに跳ね上げ格納が可能で、女性でも簡単に扱えます。
また、跳ね上げ位置は2か所に設定されており、セカンドシートを一番後ろまで下げた状態でも、サードシートの跳ね上げが可能です。これにより、セカンドシートのリクライニングを妨げることなく、荷室スペースを拡大できます。
床下格納式が採用されなかった理由
床下格納式のシートは、荷室をすっきりと使えるメリットがありますが、アルファードでは採用されていません。その理由として、シートの厚みや快適性を重視した結果、床下に収納するスペースを確保するのが難しかったことが挙げられます。
また、床下格納式にすると、床下収納スペースがなくなり、荷物の出し入れがしにくくなるデメリットもあります。跳ね上げ式を採用することで、床下収納を確保しつつ、シートの快適性も維持しています。
他車種との比較
ホンダのオデッセイなどでは、床下格納式の3列目シートを採用しています。これにより、荷室をフラットに使えるメリットがありますが、シートの厚みや快適性が犠牲になる場合もあります。
一方、アルファードは高級ミニバンとして、シートの快適性や乗り心地を重視しており、跳ね上げ式を採用することで、これらの要素を維持しています。
まとめ
新型アルファードの3列目シートは、床下格納ではなく跳ね上げ式を採用しています。これにより、床下収納スペースを確保しつつ、シートの快適性や操作性を維持しています。荷室の使い勝手を重視する方にとって、跳ね上げ式は実用的な選択と言えるでしょう。
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