新車が登録済みなのに納車が遅れるのは普通?ディーラーでの納車スケジュールの実態と注意点

新車

新車を購入し、登録も完了しているにもかかわらず、納車が予定よりも遅れる場合があります。こうした状況に不安を感じる方も多いでしょう。本記事では、ディーラーでの新車納車の流れと、登録後から納車までにタイムラグが生じる理由について解説します。

登録完了から納車までの一般的な流れ

車の登録が完了するのは「ナンバーが取得された日」であり、ここから実際に納車されるまでにはいくつかの工程が残っています。

  • オプションパーツの最終取り付けや確認
  • ディーラー店舗への輸送手配
  • 納車前の点検・清掃(納車前点検)
  • 保険書類や説明資料の準備

このように、登録完了後も「納車のための準備」は残っていることがあり、1週間~10日ほどの遅れは決して珍しくありません

輸送の遅れは本当にあるのか?

自動車の流通では、ディーラー本社の車両保管拠点から販売店舗への輸送はキャリアカー(大型トラック)を使って行われます。繁忙期(3月、5月など)や、車種・地域によっては輸送のスケジュールが立て込むことがあり、予定より数日〜1週間以上遅れるケースもあります。

特に大型連休(GWやお盆)明けには、全国的に輸送遅延が起きることも報告されています。

車両にトラブルがある場合の見分け方

納車遅れに不安を感じる背景には、「何か車にトラブルがあるのでは?」という疑念もあるかもしれません。ただし、以下のような点から透明性を確認することができます。

  • 登録日や車台番号が明記された車検証の写しをもらう
  • 納車前点検の完了予定日を確認する
  • 営業担当者に「店舗への到着予定日」を具体的に尋ねる

これらの情報を明確に教えてくれる営業担当者であれば、車両に問題がある可能性は低く、輸送や手配上の理由であることがほとんどです。

実際の納車遅れの例

例えば、あるユーザーは5月20日に登録されたにもかかわらず、納車は6月5日頃になると言われました。理由は「輸送キャリアの空きがないため」。このケースでは、オプション取り付けも済んでおり、店舗側の人員調整の関係も影響していたとのことです。

納車前に電話で進捗確認を行うことで、不要な不安を避けることができます。

まとめ

新車の登録が完了していても、納車には数日から10日程度の猶予があるのが一般的です。輸送の都合やディーラー側の準備工程により遅れが生じることはよくあるため、過度な心配は不要です。

気になる場合は、納車前点検や輸送状況についてディーラーに確認してみるのがおすすめです。営業担当者の説明が丁寧であれば、安心して納車日を待つことができるでしょう。

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