キャンピングカーでの旅では、ちょっとした冷たい飲み物や氷が欲しくなる場面が多くあります。そこで気になるのが「キャンピングカーに備え付けの冷凍庫で氷は作れるのか?」という疑問。この記事では、冷凍機能付き車載冷蔵庫の性能や、実際に氷ができるまでにかかる時間、使用時の注意点について詳しくご紹介します。
キャンピングカーの冷凍庫でも氷は作れる?
基本的に、-18℃前後まで冷える冷凍庫であれば氷を作ることは可能です。家庭用冷凍庫と同様に、トレイに水を入れて数時間放置するだけで氷ができます。
ただし、冷凍機能付きの車載冷蔵庫にはタイプがあり、コンプレッサー式であれば家庭用と同等の冷却性能を持っていますが、ペルチェ式や吸収式のモデルでは氷作りは厳しい場合があります。
氷ができるまでの時間はどのくらい?
冷凍庫の性能や室内温度、氷のサイズにもよりますが、コンプレッサー式の冷凍庫ではおおよそ3~6時間程度で氷が完成します。
以下は一例です。
- 室温25℃・冷凍温度-18℃設定
- 製氷皿1回分(6個程度)
- 目安時間:約4時間で完全凍結
※始動直後は冷却が安定していないため、事前に庫内を十分に冷やしておくことで時短につながります。
電源環境に注意!氷作りはバッテリー負荷が高い
氷を作るためには、冷凍機能を数時間稼働し続ける必要があり、それなりの電力が消費されます。特にサブバッテリー運用の場合は、次のような点に注意しましょう。
- 電圧低下で冷却能力が弱まる
- インバーター使用時の変換ロスに注意
- ソーラー発電があれば補助電源として有効
電源が不安定な場合は、氷作りは控えた方が無難です。
より効率的に氷を作るコツ
限られた環境で効率的に氷を作るには、以下のような工夫がおすすめです。
- 水の量を控えめにして氷のサイズを小さくする
- 冷蔵庫に何も入れすぎない(庫内空間を確保)
- 庫内をあらかじめ冷却しておく(出発前に家庭用電源で予冷)
- 氷専用のシリコン製トレイを使うと取り出しやすい
また、前日に自宅で氷を作って冷凍庫に入れておく方法も有効です。
まとめ:キャンピングカーの冷凍庫でも氷は作れるが事前準備と電源管理がカギ
キャンピングカーに装備されたコンプレッサー式冷凍庫であれば、氷を作ることは十分可能です。ただし、氷ができるまでにかかる時間や電力消費には注意が必要です。
効率的に氷を作るためには、冷却準備・電源確保・製氷トレイの選定がポイントになります。旅先でもキンキンに冷えたドリンクを楽しむために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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