CB400SF(NC42)オーナーの間で根強い人気を誇る社外マフラー。その中でも特に注目を集めているのが、モリワキ製ショート管とプリティーレーシング製ショート管です。どちらも「音がいい」「見た目が好み」という声が多く、どちらを選ぶか迷うライダーも少なくありません。この記事では、両者の違いやバッフルを抜いた際の音質の傾向などを詳しく解説します。
モリワキ製ショート管の特徴と音質
モリワキのショート管は、老舗ブランドとしての信頼性と仕上げの美しさが際立ちます。特にNC42用に設計されたモデルは、フィッティングも良好で取り付けのトラブルも少ない傾向があります。
バッフル付きでは低音が抑えられたマイルドな音質。バッフルを抜いた場合、ドロドロとした重低音と乾いた高音がミックスされ、ややレーシーな印象になります。高回転時の抜けも良く、回すほどに音が響きます。
プリティーレーシング製ショート管の特徴と音質
プリティーレーシングは、比較的手頃な価格ながら迫力ある音が人気のマフラーメーカーです。直管に近い構造で、音のボリュームと迫力では定評があります。
バッフルを抜くと、直管にかなり近い爆音系のサウンドとなり、アイドリングでも存在感のある音質です。ただし、低回転域での音割れや、住宅地での使用には注意が必要。
音の違い:モリワキ vs プリティーレーシング
項目 | モリワキ(バッフル抜き) | プリティーレーシング(バッフル抜き) |
---|---|---|
音質 | 重低音+乾いた高音のバランス | ド派手な爆音、直管寄り |
音量 | 中〜大 | 非常に大きい |
高回転の伸び | スムーズに伸びる | レスポンスは良いが音が暴れがち |
どちらも音の迫力は十分ですが、モリワキは「品のある音」、プリティーレーシングは「攻めの音」と表現されることが多いです。
走行性能や使用環境での選び方
通勤やツーリングなど、長距離を走る方や静かな場所をよく通る方には、モリワキのほうが疲れにくく扱いやすいでしょう。一方で、峠道やサーキット走行をメインに考えている方は、プリティーレーシングの抜けの良さと音圧が魅力です。
また、音量に関して近隣とのトラブルを避けたい方は、バッフルの装着を推奨します。自治体によっては取り締まりの対象になることもあります。
実際のユーザーの声
モリワキユーザー:「見た目も音も上品。高回転での伸びも気持ちいいし、長時間乗っても耳が疲れない」
プリティーレーシングユーザー:「とにかく音がデカくてヤバい。でも、あのサウンドが最高にテンション上がる」
ユーザーによって評価が分かれる部分はありますが、共通して「満足度が高い」という評価が目立ちます。
まとめ:バッフル抜きでも音は異なる!用途と好みで選ぼう
モリワキとプリティーレーシングのショート管は、同じバッフル抜きでも音質や音量、雰囲気が明確に異なります。CB400SF(NC42)にどんな乗り方を求めているかによって、ベストな選択は変わってきます。
落ち着いた音でスポーティに走りたいならモリワキ、爆音でインパクト重視ならプリティーレーシングを選ぶのが一つの基準です。
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