高校生のうちからバイクに興味を持つ人は少なくありません。特に125ccクラスのバイクは燃費がよく、通学や街乗りにも最適です。しかし、どんな免許が必要で、どれくらいの費用や期間で取得できるのか、分からない方も多いでしょう。この記事では、125ccバイクに乗るために必要な知識を初心者にもわかりやすくまとめました。
125ccのバイクに乗るための免許とは?
125ccのバイクに乗るには「普通二輪小型限定免許(ATまたはMT)」が必要です。これは原付(〜50cc)よりも一つ上のクラスで、一般的には「小型二輪免許」と呼ばれています。
この免許にはオートマ限定(AT)とマニュアル(MT)の2種類があり、クラッチ操作があるバイク(通称:ワンツー)に乗るならMTが必要になります。
取得できる年齢と高校生が注意すべき点
普通二輪小型限定免許は、16歳以上であれば取得可能です。高校生でも16歳になっていれば教習所に通って免許を取ることができます。
ただし、学校によってはバイク通学や免許取得に制限を設けている場合があります。まずは学校のルールを必ず確認しましょう。
免許取得までの流れと期間
教習所に通う場合、以下の流れで進みます。
- 教習所への入校(視力・適性検査)
- 学科教習(原付免許を持っていない場合)
- 技能教習(MTは9時限、ATは8時限)
- 卒業検定
- 運転免許センターで本免交付
通常は約2〜3週間で免許取得が可能ですが、混雑状況や学校との兼ね合いで1か月ほどかかることもあります。
免許取得にかかる費用の目安
教習所での費用は地域や教習所によって異なりますが、だいたい以下のような金額がかかります。
免許区分 | 所持免許 | 費用(目安) |
---|---|---|
小型二輪(MT) | 免許なし | 10万〜12万円前後 |
小型二輪(AT) | 免許なし | 9万〜11万円前後 |
原付免許をすでに持っている場合は、学科教習が免除されるため少し安くなります。
AT免許とMT免許の違いとは?
AT免許ではスクーターのようなオートマ車にしか乗れませんが、MT免許であればクラッチ付きの125ccワンツータイプにも乗ることができます。
最初はスクーターで慣れたい方はATでも問題ありませんが、バイクの楽しさをより感じたい場合はMTがおすすめです。
125ccバイクに乗るメリットと注意点
125ccバイクは車体が軽く、燃費が良いため初心者に最適です。任意保険も比較的安く、日常の移動手段として優秀です。
ただし、二段階右折が不要な代わりに、自動車専用道路(高速道路含む)は通行できませんので注意しましょう。
まとめ:高校生でも安心してバイクライフを始めよう
125ccバイクに乗るには「普通二輪小型限定免許(MT)」が必要で、教習所に通えば2〜3週間・10万円前後で取得可能です。高校生でも16歳以上であれば取得できますが、学校のルールも必ず確認しておきましょう。
最初のバイク選びは、用途やライフスタイルに合ったモデルを選ぶことがポイントです。安全運転を心がけ、楽しいバイクライフをスタートさせてください。
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