フルラッピングはいつするべき?エアロやライン施工とタイミングの最適解

カスタマイズ

高級車を購入した後、リアウイングやフルエアロ、カスタムラインなどのパーツを取り付け、最終的にフルラッピングを施すというプランは多くのカスタムユーザーにとって理想的なスタイルです。しかし、「どのタイミングでラッピングをするべきか?」という悩みは意外と多いもの。本記事では、パーツ装着とラッピング施工の順番や実務的な注意点について詳しく解説します。

ラッピングの基本:塗装保護と美観のための施工

フルラッピングはボディを別色に見せるだけでなく、純正塗装を飛び石や紫外線から守る役割もあります。特に高級車では再塗装による価値低下を避けたいというニーズから人気が高まっています。

ただし、ラッピングシートは「貼った面の形」に完全に追従するため、施工前と施工後でボディの形状が変わる(例:エアロ装着)場合は注意が必要です。

エアロやリアウイング装着前のラッピングは避けるべき?

基本的に、ラッピングは外装カスタムがすべて完了してから施工するのが理想です。なぜなら、エアロやリアウイングが後付けされた場合、ラッピングシートの境目が見えたり、追加施工が必要になるためです。

さらに、エアロパーツの取付け時にパネルを外したり擦ったりする可能性があるため、ラッピング施工済みの状態ではダメージリスクが高まります。

半年待ちがネック?暫定的なラッピングという選択肢も

エアロの入荷が半年先というケースでは、「とりあえず一部のみラッピングする」「プロテクションフィルムを貼る」などの方法も検討できます。

例えば、フロント周りだけ先にラッピングして飛び石対策をし、エアロが揃ってから全体を再施工するなど、段階的にラッピングするケースもあります。これはコストが上がる反面、納車後すぐに塗装保護ができるというメリットがあります。

ラッピング業者の選び方と相談のすすめ

施工技術や経験がラッピングの仕上がりに直結するため、施工実績のある専門業者を選ぶことが重要です。

おすすめは、納車予定日やエアロの入荷時期を含めて事前にスケジュール相談をしておくこと。中には、仮ラッピングと本ラッピングをパッケージで提案してくれる業者もあります。

実例:順番を間違えて後悔したケースも

事例A:納車直後にフルラッピング→半年後エアロ装着でラッピングを一部剥がすことに。再施工費用が10万円以上追加に。
事例B:エアロ待ちの間に部分ラッピングで塗装を保護→全体完成後に再ラッピング→トータル費用はやや高めだったが仕上がりは満足。

まとめ:理想は「全カスタム完了後のラッピング」

フルラッピングの施工は、リアウイングやエアロなど、外装カスタムがすべて終わってから行うのがベストです。

どうしても先に保護したい場合は、部分ラッピングやプロテクションフィルムの活用、業者と相談しての段階的施工なども有効です。

大切なのは、美しさと保護の両立。時間と費用のバランスを見極め、自分に合ったラッピングプランを選びましょう。

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