ホンダ・シビックFK7はスポーティな走行性能とデザイン性の高さで人気を集めています。そんなFK7にさらなるカスタムを求めてホイールのインチアップを検討する方も多いですが、純正18インチから19インチへの変更は、見た目や走りにどう影響するのでしょうか?特に足回りをRS☆RのTi2000ダウンサスに変更している場合、干渉などのリスクが気になるポイントです。
■ FK7に19インチ 8.5J+38は装着できるのか
結論から言えば、19インチ 8.5J +38のホイールは、ダウンサス装着車両でも「ほぼ装着可能」とされています。ただし、車両個体差やタイヤサイズの選択、サスペンションの状態などにより、フェンダー干渉やタイヤのはみ出しが発生する可能性があります。
特にタイヤサイズには注意が必要です。一般的には225/35R19や215/35R19あたりが検討されますが、引っ張り気味にすることで干渉リスクを軽減することができます。
■ ダウンサス(RS☆R Ti2000)との相性
RS☆R Ti2000は、乗り心地を保ちつつ車高を下げるスポーツサスとして人気ですが、その分タイヤとフェンダーのクリアランスが少なくなるため、ホイールサイズ選定がシビアになります。
車高が低くなることで、フルバンプ時(段差通過時)にインナー側(サスペンション側)やフェンダーライナーへの接触が懸念されるため、実際の走行前には干渉チェックが必要です。
■ インチアップのメリットとデメリット
ホイールを大きくすることで以下のようなメリットがあります。
- 見た目の迫力が増す
- タイヤの接地面が広がり、コーナリング性能向上(サイズによる)
- ブレーキの存在感が強調される
一方、以下のようなデメリットも理解しておくべきです。
- 乗り心地の悪化(扁平タイヤによる)
- タイヤの価格が高くなる
- バネ下重量の増加による加速や燃費への影響
■ 実例紹介:SNSで見られる装着事例
実際にFK7に19インチ+ダウンサスを組み合わせているオーナーの投稿を見ると、8.5J +38はギリギリのラインであり、リアはツライチ、フロントはやや外に出るといった報告が多数見受けられます。
中にはリアフェンダーの内側加工(爪折り)を行っている方や、タイヤサイズを215に落として対処している例もあります。念のため、ショップでのフィッティング確認をおすすめします。
■ フェンダーやインナーの加工は必要?
加工の有無は、「走り方」「積載」「タイヤ銘柄」などにも左右されます。街乗り中心であればノーマルフェンダーでも問題ないケースも多いですが、高速でのロールやフルバンプが頻繁にあるとリスクが増えます。
万全を期すなら、軽度の爪折り加工やキャンバー調整を行い、インナークリアランスを確保するのがベストです。
■ まとめ:見た目と実用性のバランスを考慮しよう
シビックFK7において、19インチ8.5J+38は装着可能だがギリギリのサイズです。RS☆Rのダウンサスと組み合わせる場合は、タイヤサイズの工夫やフェンダーとの隙間の確認を入念に行うことで、安全かつ満足のいくカスタムが可能となります。
不安な場合は、専門ショップやフィッティングサービスを活用して、自分の車両個体に合った最適なセッティングを見つけましょう。
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