真夏のツーリングは危険?気温37℃超えのバイク走行で知っておくべきこと

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バイク乗りにとってツーリングは至福の時間ですが、気温が37℃を超えるような猛暑日には注意が必要です。熱中症や体力消耗、バイク自体への影響など、夏の過酷な気象条件にはさまざまなリスクが伴います。

猛暑日のツーリングが危険な理由

気温が35℃を超えると、バイク走行中も風が熱風となり体温が下がりにくくなります。ヘルメットの中やジャケット内の温度は40℃以上になることもあり、熱中症のリスクが高まります。

また、道路からの照り返しやアスファルトの熱気により、足元やエンジン付近はさらに高温になります。水分補給を怠ると危険な状況に陥る恐れがあります。

実例:猛暑日に起きたツーリング中のトラブル

あるライダーは真夏に山間部を走行中、頭痛と吐き気を感じてその場に倒れ込み、救急搬送された経験をSNSで共有していました。原因は水分不足と長時間の直射日光でした。

また別のケースでは、気温38℃の中で長距離ツーリングを行い、愛車の冷却装置が異常を起こしてエンジンが止まったという事例も報告されています。

どうしても走りたいときの対策とは

どうしても夏に走りたい場合は、早朝や夕方など比較的涼しい時間帯を選び、1時間に1度は休憩を取るよう心がけましょう。

水分と塩分補給は必須であり、冷感インナーの着用やメッシュジャケットの使用、通気性の良いヘルメットも有効です。

バイクにもダメージが?機械面の注意点

夏の高温はバイクにも影響します。エンジンや冷却装置の負荷が高まり、冷却水不足やオーバーヒートの原因になる可能性があります。

出発前にはオイルや冷却水の点検を怠らず、特に古いバイクは夏場の整備を念入りにしておきましょう。

気温が高い日は無理をしない選択も必要

ライダーとしての判断力も大切です。37℃以上の猛暑日はツーリングを控え、代わりに装備の手入れやルート計画など、安全な楽しみ方を見つけるのも一つの選択です。

最近はVRやYouTubeなどでツーリング気分を味わえるコンテンツも増えています。

まとめ:夏のツーリングは慎重に

ツーリングは楽しい趣味ですが、気温が極端に高い日は体調や安全面を最優先に考えるべきです。気象情報や自身のコンディションをしっかり確認し、万全の準備を整えてから出発しましょう。

無理をしない、楽しむための判断を——これが猛暑ツーリングの鉄則です。

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