カスタムカー好きの間でよく見かけるホイールのリム部分に沿って貼られたカラフルなテープ。一見するとデザインの一部のようにも見えますが、実は実用性の高いパーツでもあります。この記事では、その正体である「リムガード」や「リムプロテクター」と呼ばれるアイテムについて詳しく解説します。
ホイール1周に貼るテープの正体は「リムガード」
ホイールの外周に貼り付ける細い帯状のパーツは、一般的に「リムガード」や「リムプロテクター」と呼ばれています。素材はゴムやプラスチック、ウレタン系の柔軟素材が多く、両面テープやクリップで簡単に装着できるよう設計されています。
カラーリングも豊富で、赤・青・黒・シルバーなどから選べるため、カスタムのアクセントとしても人気があります。
リムガードの役割とは?
見た目のドレスアップ効果だけでなく、以下のような実用的なメリットがあります。
- 縁石や段差との接触によるガリ傷防止
- タイヤ脱着時の作業キズを軽減
- 万が一のバースト時、ホイールへの損傷軽減
特にシャコタンや引っ張りタイヤ仕様の車両では、リムがむき出しになっているため、リムガードの存在が大きな安心材料になります。
どんな車種・ホイールに装着できる?
ほとんどのリムガードは15〜22インチ程度のホイールに対応しており、テープタイプであれば曲面にも追従しやすい作りになっています。エアバルブの位置さえ避ければ、基本的にどんなホイールにも装着可能です。
ただし、リムの段差が少ないデザインや、強くRが付いたホイールには相性が悪いこともあるため、購入前に製品の対応範囲を確認するのがベストです。
人気のあるリムガード製品を紹介
市販されているリムガードにはさまざまなブランドがあります。以下は特にユーザー評価の高いものです。
- RIMBLADES(リムブレード):本場イギリス発の高品質製品でカット済み&両面テープ付き。
- TRDホイールリムステッカー:トヨタ車オーナーに人気。純正アクセサリーとして信頼感も◎。
- AliExpress系のカラーテープ:格安でカラバリ豊富だが耐久性には注意。
用途や予算に応じて選ぶと良いでしょう。
装着の注意点とメンテナンス
装着時は、必ずホイールのリム部をパーツクリーナーやアルコールで脱脂してから貼るのが鉄則です。汚れや油分が残っていると、走行中に剥がれてしまうこともあります。
また、定期的に接着力やズレの有無を点検し、劣化があれば早めに交換することをおすすめします。
まとめ:リムガードは見た目+実用性の優れたアイテム
リムガードは、単なるドレスアップパーツではなく、実際にホイールを傷から守る頼れるアイテムです。特にローダウン車やカスタムホイールを装着している方にとっては、コストパフォーマンスの高い“お守り”と言えるでしょう。
購入時は耐久性や装着のしやすさを考慮し、自分の車に最適な製品を選んでみてください。
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