原動機付自転車、いわゆる「原付」の免許は、自転車とは異なり、取得にあたって一定の講習と試験が必要です。初めて免許を取得しようとする方にとって、特に「原付講習の予約方法」はわかりにくく感じられる部分かもしれません。この記事では、原付免許取得を検討している方に向けて、講習の予約方法から当日の流れまでを具体的に解説します。
原付免許取得に必要なステップとは?
原付免許を取得するには、主に以下の3ステップがあります。①適性検査(視力など)②学科試験③原付講習です。この中で原付講習は、学科試験合格後に受ける実技講習であり、交通ルールを学びながら実際に原付を操作します。
講習は、各都道府県の公安委員会が指定する運転免許試験場や指定教習所で受講する必要があります。東京都であれば、府中試験場や鮫洲試験場などが該当します。
原付講習の予約はいつ・どこでするの?
原付講習は、基本的に「学科試験に合格した当日にその場で予約」します。予約は試験会場の窓口で行われ、希望する日程や会場を指定することが可能です。ただし、講習は定員制のため、早めの時間帯に試験に合格した方が希望の日程を取りやすくなります。
東京都の場合、予約が埋まりやすいため、合格後すぐに予約を取ることを強くおすすめします。なお、予約は原則として電話やインターネットでは受け付けていません。
講習予約当日の注意点
講習当日は、事前に通知された時間よりも余裕を持って試験場へ到着しましょう。講習ではヘルメットやグローブが必要となる場合がありますが、多くの試験場では貸し出しもされています。服装は動きやすく、肌の露出が少ないものが好まれます。
講習時間は3時間程度で、途中に実技の運転練習や安全講習が含まれます。教官の指示に従って安全第一で臨みましょう。
講習の費用と支払い方法
原付講習には費用がかかります。東京都では2025年7月時点で4,500円(税込)となっており、現金での支払いが一般的です。学科試験後に支払い窓口で支払いを済ませてから予約を確定する流れになります。
支払い方法や金額は都道府県によって異なる可能性があるため、必ず事前に各都道府県警察の公式サイトなどで確認してください。
講習が終わったら免許はいつもらえる?
原付講習を無事に受講すると、当日中に免許証が交付されます。講習修了後は写真撮影や免許証交付の手続きに進み、早ければその日のうちに原付に乗ることが可能です。
ただし、講習日と免許交付日が別になることもあるため、試験場の案内に従ってスケジュールを確認しましょう。
まとめ:原付免許講習の予約は当日が基本。早めの行動がカギ
原付免許の取得には、学科試験合格後の「講習」が必須です。その講習の予約は、試験合格後にその場で行うのが基本となっており、予約が埋まりやすい点には注意が必要です。費用や持ち物などの事前準備も忘れずに、スムーズな免許取得を目指しましょう。
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