軽量コンパクトなオープン2シーターとして長年愛され続けているマツダ・ロードスター。その魅力に惹かれて新車購入を検討する方も多い中、「新車と中古、どちらがお得?」という悩みは尽きません。今回は、2022年式の990S中古車(250万円)と新車Sグレード(300万円)で迷っている方にも役立つ、新車と中古車それぞれの価値や選び方のポイントを解説します。
ロードスター990SとSグレードの違いとは?
まず、2022年式に登場した「990S」は、軽量化と操縦性を徹底追求した特別仕様車です。約990kgという軽さはシリーズ中でも随一で、鍛造ホイールや専用チューニングのダンパーが特徴。
一方で、2024年現在の「Sグレード」はベースモデルとして価格を抑えつつも装備が充実しており、最新の安全技術や制御系が改良されている点が魅力です。
価格差をどう見る?中古車250万円と新車300万円
走行距離1.6万km、車検付きの990S中古が250万円で提示されているのに対し、新車のSグレードがディーラー値引きで300万円(19万円引き)というのは、かなり好条件な割引といえます。
現在の新車販売における割引相場は、ロードスターの場合5〜10万円程度が一般的です。20万円近い値引きはディーラーとの関係性やタイミングに左右される好機といえるでしょう。
走行性能・最新装備の違いに注目
走りの面で見ると990Sは軽快なハンドリングと希少性が大きな魅力ですが、新車のSグレードも2024年モデルで制御プログラムが刷新されており、より滑らかな走りと安全性の向上が図られています。
また、中古車では保証期間の残存が限られている一方で、新車購入ではメーカー保証3年+延長保証も検討可という安心感があります。
所有年数・ライフスタイルを考慮した判断が重要
例えば10年以上長く所有したいと考えている場合、最初から状態の良い新車を選ぶことで維持コストやトラブルを抑えやすくなります。一方で、セカンドカー的に数年乗るなら価格重視で中古990Sを選ぶのも合理的です。
「50代での人生初ロードスター」という点では、人生を彩る一台として新車を選ぶ価値は十分にあります。
実例:実際に300万円でSグレードを購入したオーナーの声
あるオーナーは、2024年春にSグレードを300万円で購入。「軽快な走りとオープンエアの気持ちよさに毎週末が楽しみになった」と話しています。後悔するどころか、次はRFも検討中だとか。
また、ロードスターはリセールバリューが高いことでも知られており、将来手放すときも値が付きやすい車種です。
まとめ:新車Sグレード300万円は「お得」かつ価値ある選択
結論として、新車Sグレードを300万円で購入できるのは、お得なディールといえます。中古990Sの希少性も魅力ですが、保証・安心感・最新技術を重視するなら、新車の方が長期的に満足度が高い可能性があります。
ロードスターは「運転する楽しさ」を再確認できる数少ない1台。迷っている方には、自信を持って背中を押せる選択肢です。
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