中型バイクの代表格であるNinja400。ツーリング先やイベント会場、整備工場などへ車で運びたい場面もあるでしょう。この記事では、Ninja400を安全・確実に積載できるレンタカーの選び方と、実際に利用しやすい車種例を解説します。
Ninja400のサイズを把握しよう
まず前提として、Ninja400の外寸を把握することが車選びの第一歩です。
- 全長:約1990mm
- 全幅:約710mm
- 全高:約1120mm
- 重量:約167kg(装備重量)
このサイズ感から、軽バンや乗用車では積載はほぼ不可能であり、バイクトランポ(輸送用バン)としての広さや床面積が確保された車が必要となります。
レンタカーで選ぶべきタイプとは
Ninja400のような中型バイクを積むには、以下の車両タイプが候補になります。
- ハイエースバン(ロング or スーパーGL)
- キャラバン(NV350など)
- 軽トラック(荷台にラダーや固定具を使う)
- 1.5t~2tクラスのトラック(荷室高に注意)
特にハイエースはレンタカーでも取り扱いが多く、荷室長約3000mm以上・幅1500mm超とNinja400を積載するには最適。床面がフラットでラチェット固定もしやすいです。
車両積載に必要な装備とは
バイク輸送には車両だけでなく、以下のような備品が必要です。
- ラダーレール(積み込み用スロープ)
- タイダウンベルト(4本以上推奨)
- 毛布やラバーシート(車体・車内保護)
- ホイールクランプやスタンド固定具(あればより安心)
トランポ専門のレンタカー業者ではこれらの装備をレンタル可能なこともあるため、事前に確認すると良いでしょう。
おすすめのレンタカー業者
大手レンタカー会社では以下の車種に注目。
- トヨタレンタカー:ハイエースバン スーパーGL
- ニッポンレンタカー:NV350キャラバン
- タイムズカーレンタル:1BOXバンタイプ
また、バイク輸送専門の「バントラ(VANTRA)」や「トランポレンタル」などでは、すでにバイク積載用に加工済みの車を借りられることもあります。
軽トラや1.5tトラックでの運搬は?
軽トラは荷台長が1940mmほどなので、斜めに積めばNinja400でも搭載可能。ただし車体が露出するため天候に左右され、積み込み・固定も難易度が高めです。
また、1.5tトラック以上になると荷室高が上がり、積み込みが困難になる場合もあります。パワーゲート付きや昇降装置がある車両であれば安心ですが、料金も高くなるため目的に応じて選びましょう。
まとめ:Ninja400にはハイエースバン以上が最適
Ninja400の車両サイズを考慮すると、ハイエースロング以上のワンボックスバンが最も適しています。レンタルの際は荷室サイズ・ラダー等の装備の有無を確認し、安全かつ確実なバイク輸送を行いましょう。
安易に軽バンやコンパクトカーで運ぼうとせず、輸送中のトラブルを防ぐためにも、適切な車種選びと装備を整えることが大切です。
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