プジョー認定中古車の諸費用は高い?費用の内訳と国産車との違いを徹底解説

中古車

初めて輸入車の購入を検討する際、見積もりに記載された各種費用の高さに驚く方も少なくありません。特にプジョーなどフランス車の認定中古車では、国産車と比較して費用項目が多かったり、単価が高めであったりします。この記事では、プジョーの認定中古車にかかる費用の内訳や、国産車との違い、納得して購入するためのポイントを解説します。

プジョー認定中古車にかかる主な費用の内訳

プジョー2008(2023年式、走行距離200km)の見積もり例に基づき、費用項目を詳しく見てみましょう。

  • 点検整備費:6万円 → 納車前の法定点検と独自の認定点検を含む。
  • 純正バッテリー交換:8万円 → 欧州車の純正バッテリーは高額で、交換作業費も含むと高くなりがち。
  • 納車費用:2万円 → 車両の納車準備や輸送、洗車費など。
  • 検査登録費:7万円 → 登録手続きに関する書類作成・代行費用。

このように、輸入車特有の整備項目や部品費用が加算されていることが分かります。

国産車と比べて高額に感じる理由

国産車では同様の項目があっても、点検整備費は3万〜5万円、バッテリー交換は2〜3万円台が一般的です。プジョーを含む欧州車の場合、

  • 純正部品の単価が高い
  • 専門技術を要する整備が必要
  • 認定中古車制度が手厚い

といった理由から、費用が割高になりやすいのが実情です。

例:トヨタ認定中古車では「まるまるクリン整備費用」などがセットで数万円に抑えられていることが多いですが、プジョーは部品コストや欧州基準の整備内容が加わる分、全体的に高めの傾向です。

「バッテリー交換8万円」は高すぎない?

一見高額に思えるバッテリー交換ですが、プジョー2008のような最新型車両は、アイドリングストップ機能や電装品が多く、専用のAGM(吸収ガラスマット)バッテリーを使用することがあります。このタイプのバッテリーは部品代だけで3万〜5万円、工賃込みで6万〜8万円になることも珍しくありません。

「純正バッテリー指定」であることが多く、互換品や安価品は選べない点も、費用を押し上げる原因です。

プジョーの認定中古車制度の特徴

プジョーでは「PEUGEOT APPROVED CARS(認定中古車)」という制度があり、購入後のサポートや保証が充実しています。具体的には。

  • 最大2年保証付き
  • 100項目以上の点検整備
  • ロードサービス付き

こうした制度の充実度も、初期費用の高さと引き換えに「安心感」を買っていると考えると納得しやすいでしょう。

コストを抑えたいならどうする?

認定中古車にこだわらなければ、街の中古車販売店や第三者販売プラットフォームで同じ車種がより安く手に入る場合もあります。ただしその場合、保証や整備内容は自分で確認し、費用とリスクのバランスを考える必要があります。

プジョー認定中古車公式サイトでは、保証内容や整備項目の詳細が公開されていますので、確認してみるのもおすすめです。

まとめ|プジョーの見積もりが高く感じるのは「理由がある」

輸入車初心者にとって、プジョーの諸費用は国産車と比べると確かに高く感じるかもしれません。しかし、その費用には品質維持や安心感を得るための裏付けがあります。

購入の際は「総額」と「内容」を天秤にかけ、自分が何に価値を置くのかを明確にすると良い選択ができます。

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