近年の新車では、カーナビやオーディオ機能が進化する一方で、CDやDVDといった従来メディアへの対応が気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、トヨタ・カローラセダンとホンダ・フィットの最新モデルにおけるCD・DVD再生機能の有無や代替手段について詳しく解説します。
カローラセダンのCD・DVD再生機能の対応状況
2025年モデルのカローラセダンでは、純正オプションのディスプレイオーディオ(DA)が標準装備または選択可能です。ただし、CD/DVDのスロットは標準では非搭載です。
トヨタ販売店でディーラーオプションとして「CD/DVDデッキ(別体)」を装着することで、CD再生やDVDビデオ再生が可能になります。ナビ画面と連動してDVDの視聴も可能ですが、走行中は安全のため映像は表示されません。
フィットのCD・DVD再生への対応
ホンダ・フィットも近年のモデルチェンジで、ディスプレイオーディオが標準となり、CD/DVDドライブの搭載は省略されています。音楽や動画の再生は基本的にUSBメモリやスマートフォン連携(BluetoothやApple CarPlay/Android Auto)を想定しています。
ただし、一部販売店でCD/DVDプレーヤーを追加するオプションが提供されていることもあり、事前にディーラーへ確認するのがおすすめです。
CDやDVDが聴けない代替手段はある?
CDを直接再生できない代わりに、以下の方法で音楽を楽しむことができます。
- USBメモリに音楽を入れて接続(MP3やWMAなど対応)
- スマートフォンとBluetooth接続して音楽アプリを利用
- ストリーミングサービス(SpotifyやAmazon Musicなど)をナビに連携
DVDの映像コンテンツについては、HDMI入力に対応したモニターであれば、外部プレイヤーを接続して楽しむことも可能です。
CD・DVD機能を重視する方はどうすれば?
CDやDVDの再生を重視する場合は、納車前にディーラーに希望を伝えておくことが重要です。後付けで追加できる車種・グレードもありますが、車両の仕様によっては対応不可の場合もあります。
また、市販のオーディオユニットを取り付けるという選択肢もありますが、純正の機能や見た目を重視する方は純正オプションの追加を検討するとよいでしょう。
将来的にはCD/DVD非対応がスタンダードに
今後発売される新型車では、CDやDVDドライブの非搭載が基本となる傾向が続くと見られています。理由は車載機器のデジタル化・軽量化・省スペース化、そしてクラウドサービスの普及などです。
そのため、物理メディアにこだわる方は、早めに対応車種を選んでおくか、デジタル移行を前提としたライブラリの見直しをおすすめします。
まとめ|CDやDVD再生を重視するなら事前確認を
カローラセダンもフィットも、CD/DVDの再生は標準ではできないケースが大半です。しかし、オプション追加や外部機器接続によって再生は可能な場合もあるため、購入時には必ず販売店で仕様確認を行いましょう。
最新車両ではスマホ連携による音楽再生が主流ですが、使い慣れたCDやDVDを楽しみたい方にもまだ選択肢はあります。自分の使い方に合った装備を選んで、快適なカーライフをスタートさせてください。
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