北海道ツーリングの出発地点として人気の青森港。フェリーで函館へ向かうライダーにとって、青森港フェリーターミナルへのスムーズなアクセスは旅の第一歩です。本記事では、東北道から青森県内に入った後のインターチェンジ選びや、最もわかりやすく早く到着できる国道ルートについて、実体験をもとに解説します。
目的地:青森港フェリーターミナル(津軽海峡フェリー)
まず目指すのは「津軽海峡フェリー青森ターミナル」。住所は青森県青森市沖館2丁目12-1で、函館行きフェリーの出発港として多くのライダーが利用しています。
このターミナルは、国道7号線沿いにあり、青森市街地の西側に位置しています。市内を通る主要道路へのアクセスが良いため、高速道路からのルートも比較的シンプルです。
最もわかりやすいICは「青森中央IC」
東北自動車道を北上して青森市を目指す場合、最も一般的でわかりやすい降り口は青森中央ICです。ここで高速を降りると、フェリーターミナルまでは約6km、時間にして15分程度で到着できます。
青森中央ICを出たら県道120号(青森環状道路)を経由してすぐに国道7号へ合流します。そこから「青森駅方面」へ進み、「沖館」の交差点を左折すればフェリー乗り場は目前です。
国道経由で迷わず行くには:国道7号線を活用
青森中央ICからは国道7号が最もわかりやすく、交通量も安定しており安心です。途中で道が広く整備されているため、バイクでもストレスのない走行が可能です。
ナビがあれば「青森フェリーターミナル」または「津軽海峡フェリー青森」と検索すれば問題ありませんが、案内標識にも「フェリー」の表記が出てくるため、初めての方でも迷いにくいルートになっています。
注意したい時間帯と交通状況
青森市内は朝夕の通勤時間帯になると、国道7号や市街地周辺で渋滞が発生することがあります。特に7:30~9:00、17:00~18:30頃は注意が必要です。
フェリーの乗船手続きは出港の約1時間前までに完了しておく必要があるため、渋滞を見越して余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
道中のおすすめ休憩スポット
- 岩手山SA(東北道):展望が良く、バイクスタンドや屋根付き休憩スペースもあり。
- 津軽SA(青森県内):比較的新しく、青森県内最後のSAとして人気。ご当地グルメも楽しめます。
- 道の駅なみおか:国道7号線沿いにある地元特産品が揃う道の駅で、小休憩に最適。
これらのスポットで休憩を取りながら進むと、疲労軽減にもつながり、安全なツーリングができます。
まとめ:青森中央ICから国道7号経由が最も安心・確実
青森県に入ってからフェリー乗り場(津軽海峡フェリー青森ターミナル)に最速でアクセスするなら、「青森中央IC」→「国道7号」→「沖館交差点左折」のルートがもっともおすすめです。ナビの補助や道路標識を活用しつつ、時間に余裕をもった行動を心がければ、初めてでも迷わずにフェリー乗り場に到着できます。
バイク旅のスタート地点として、良いコンディションで北海道上陸を迎えられるよう、事前準備とルート確認を万全にしておきましょう。
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