初めてバイクの教習を受ける方にとって、何を準備すればいいのか、どう進むのか分からず不安になるのは当然のことです。特に小型二輪(AT・MT問わず)の技能教習では、服装やプロテクターの扱い、初日の流れなど、事前に知っておきたいことがたくさんあります。この記事では、初めて技能教習に挑む方に向けて、必要な装備や教習の進み方をわかりやすく解説します。
技能教習に必要な装備は?
教習所によって若干の違いはあるものの、一般的に次のような装備が必要です。
- 長袖・長ズボン(ジーンズなど厚手のものが望ましい)
- くるぶしが隠れるスニーカーやブーツ
- ヘルメット・グローブ(教習所で貸し出しありの場合も)
- 膝・肘のプロテクター(初回は教習所側で装着方法を指導)
多くの教習所ではプロテクターを貸し出しており、初日はインストラクターが装着方法を説明してくれます。持参する必要があるかどうかは、事前に教習所に確認すると安心です。
初回技能教習の流れ
初めての技能教習では、実際にバイクに乗る前に、操作説明や装備のチェックが行われます。内容としては。
- 教習車の取り扱い説明(クラッチ・ブレーキ・アクセルなど)
- 乗車・降車の手順
- スタンドの使い方、押し歩きの練習
いきなり走り出すことはありませんので、初心者でも安心して参加できます。先生もバイク初心者を想定して優しく説明してくれるので、分からないことがあっても遠慮なく質問しましょう。
膝あて(ニーガード)は自分で装着するの?
基本的に教習所に用意されている膝あてや肘あては、教官が初回に装着方法を教えてくれるのが一般的です。教習所によっては、初回に指導後は次回以降自分で付ける形式になります。
また、装着が不十分だと安全性にも関わるため、不安な場合は再確認をお願いしても問題ありません。着けるのが難しいものではないので、数回で慣れる人がほとんどです。
初日の不安を和らげるポイント
教習初日は誰でも緊張します。ですが、以下のポイントを意識することで、少しでも安心して臨めます。
- 事前に服装と持ち物を確認しておく
- 集合場所と時間を前日までに再チェック
- わからないことは「初めてなので」と素直に聞く
特に小型二輪を初めて受ける方の多くが、バイク経験ゼロからのスタートです。教官もその前提で対応してくれますので、自信がなくても大丈夫です。
教習所によって装備のルールは異なる
教習所ごとに装備や服装のルールが異なるため、各教習所のホームページや事前の説明資料を確認しておきましょう。貸し出し品の有無や、手袋の指定(軍手不可など)に違いがあることもあります。
まとめ|初めてでも安心して受けられる小型二輪の技能教習
小型二輪の教習は、初心者が安心してスタートできるよう丁寧に設計されています。装備や服装のルールを守り、分からないことはその都度教官に相談することで、楽しく安全に教習を進められるでしょう。膝あてなども初日は教官が指導してくれるため、「何も分からない状態」で行っても心配ありません。
初めの一歩を踏み出すことに不安があるのは当たり前。しっかり準備をして、安心して技能教習に臨んでください。
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