1600ccバイクの自賠責保険加入時の車種区分は?大型バイクの正しい種別を解説

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自動二輪車に乗る際、加入が義務付けられている自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)。排気量が1600ccのバイクに乗っている場合、「どの自動車種別に該当するのか?」と迷う方も多いでしょう。この記事では、1600ccのバイクが自賠責保険でどの種別に分類されるのかを中心に、加入時の注意点や手続き方法も含めて詳しく解説します。

自賠責保険におけるバイクの区分とは?

自賠責保険では、排気量に応じて二輪車を以下のように分類しています。

  • 原動機付自転車(〜125cc)
  • 軽二輪(125cc超〜250cc以下)
  • 小型二輪(250cc超)
  • 原付二種やミニカーなどの特殊分類(例外)

この中で、1600ccのバイクは「小型二輪」に該当します。自賠責保険の手続き時には「250cc超の二輪」または「小型二輪」として申し込みましょう。

小型二輪の対象範囲と車両の例

小型二輪とは、排気量が251cc以上の二輪車を指します。日本国内ではこの区分に属するバイクとして、以下のようなモデルがあります。

  • Harley-Davidson FLHX Street Glide(1746cc)
  • Honda GL1800 Goldwing(1833cc)
  • Kawasaki Z H2(998cc)

1600ccクラスの大型クルーザーやリッターバイクはすべてこの「小型二輪」に分類されます。排気量がいくら大きくても、区分は「小型二輪」で共通です。

加入時に選ぶべき種別と注意点

自賠責保険の契約時に、車種の選択を間違えると手続きが無効になる可能性もあります。1600ccのバイクで加入する際は、必ず「二輪自動車(小型二輪)」を選択しましょう。

市区町村で原付登録を行うようなバイクではなく、運輸支局で登録される車検付きの車両が対象です。保険料も250cc以下とは異なるため、間違えないように確認が必要です。

自賠責保険の料金と加入方法

小型二輪(250cc超)の自賠責保険料は、保険期間や車検の有無により異なります。以下は主な例です(令和6年現在)。

  • 12ヶ月:約7,010円
  • 24ヶ月:約8,760円

車検を受ける際にまとめて加入することが多いため、車検有効期間と一致する期間で契約するのが一般的です。コンビニ・バイクショップ・インターネット経由でも申し込み可能です。

誤った区分で契約した場合のリスク

万が一、誤った車種区分で自賠責保険に加入した場合、事故発生時に保険金が支払われないおそれがあります。また、整備工場や車検場での受付が拒否されることもあるため、必ず排気量に応じた正しい種別で手続きを行いましょう。

不明な場合は、車検証記載の「型式」や「排気量」を確認し、販売店や保険窓口に相談するのも有効です。

まとめ:1600ccのバイクは「小型二輪」で自賠責に加入

1600ccの大型バイクは、自賠責保険において「小型二輪(250cc超)」という区分で取り扱われます。名称は小型ですが、大排気量車もすべてこのグループに含まれるため、排気量がいくら大きくても分類は同じです。加入手続きの際は、必ずこの区分を選択し、安全で適法なバイクライフを楽しみましょう。

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