2000年式ホーネット250の純正メインジェットとパイロットスクリュー戻し量

バイク

2000年式ホーネット250(キャブモデル)のキャブセッティングにお悩みの方向けに、メインジェットとパイロットスクリューの「戻し量」を純正基準で整理しました。

純正メインジェットの番手

ネット上の複数の整備記録では、純正装着されているメインジェットの番手は以下の通り報告されています。

  • バンク1〜3(前側3気筒):#88
  • バンク4(最右後ろの気筒):#90

この組み合わせによって、バラつきや極端な燃調のズレを防ぎ、4気筒エンジン全体の回転・トルク特性をバランスよく保っています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

パイロットスクリューの戻し量

同じく整備例では、パイロットスクリュー(アイドリング調整用)の戻し量は約2.5回転戻しが純正値とされています。

また一部では1.5~2.5回転の間で調整済みという記録もありますが、まずは2.5回転戻しを基準とし、微調整するのが良いでしょう :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

調整手順のポイント

  • ① メインジェットを#88×3本、#90×1本の組み合わせで装着する。
  • ② パイロットスクリューは1気筒ずつ全閉してから約2.5回転戻し。
  • ③ アイドリングが安定しない場合は+/−1/8回転ずつ調整。
  • ④ 燃調キット装着などで仕様変更した場合は、必ず再セッティング。

実例に基づく妥当性

実際に純正からこれらの番手に戻すことで、「冷間始動が一発でかかる」「吹け上がりやアイドリングが安定する」との整備記録も報告されています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

バイクの調子が悪化した場合は、まずこの純正設定にリセットしてから再調整するのが基本的な対処法です。

まとめ(チェックリスト)

  • メインジェット:前バンク1〜3 → #88、後バンク4 → #90
  • パイロットスクリュー戻し量:約2.5回転
  • これを基本に、症状に応じて微調整。

もし調子が戻らない場合は、エアクリーナー・排気系・ジェットニードルの状態も含めた総合調整を検討することをおすすめします。

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