三菱アウトランダーPHEVは高い人気を誇るプラグインハイブリッドSUVですが、購入検討時には新車と中古、グレード選びに悩む方も多いはずです。特にMグレード(新車・マイナーチェンジ後)とPグレード(中古・マイナーチェンジ前)では走行性能や装備に違いがあるため、それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握して選びましょう。
新型アウトランダーPHEVのMグレードとは
Mグレードは2022年のマイナーチェンジ以降に登場したエントリーグレードです。最新の走行性能や安全装備を備えつつ、価格を抑えた仕様となっています。
マイナーチェンジで採用された新世代PHEVシステムにより、電動走行距離やモーター出力が大幅に向上し、乗り心地の快適性や静粛性も改善されています。Mグレードでもこれらの恩恵は受けられる点が魅力です。
前期型アウトランダーPHEVのPグレードの特徴
Pグレードは前期型における最上級グレードで、内装の質感や装備の充実度が非常に高い点が魅力です。例えば、ナッパレザーシート、電動パワーシート、BOSEサウンドシステムなどが標準装備されています。
一方で、前期モデルは「乗り心地が硬め」といったレビューも多く、特に荒れた路面ではゴツゴツ感があると指摘されています。また、マイナーチェンジ後と比較して電動走行の性能や制御面での滑らかさではやや劣る傾向があります。
価格と装備のバランスで見ると?
価格面では中古のPグレードは新車のMグレードより安価なことが多く、豪華装備を求める方にとってはコストパフォーマンスが高い選択肢です。ただし、バッテリーの経年劣化や保証期間なども考慮する必要があります。
一方、Mグレードは必要最低限の装備に絞られており、ヒートシーターや電動シートなど快適性に関わる部分で物足りなさを感じる可能性もあります。とはいえ、新車の安心感や最新技術を重視するならこちらが優位です。
乗り心地とドライビング性能を重視するなら
走行性能や乗り味を重視する方には、やはりマイナーチェンジ後の新型モデルをおすすめします。特に新開発のS-AWC制御は雪道や雨天などの悪路でも高い安定性を発揮し、よりスムーズで静かな走行体験が可能です。
前期型もPグレードなら装備面での満足度は高いものの、静粛性やハンドリングなどの点では後期型に一歩及びません。
実際のユーザーの声も参考に
購入後の後悔を防ぐためには、カーセンサーや価格.comなどのレビューも参考になります。特に「乗り心地が硬い」といった声や「バッテリー性能の劣化」などは中古車選びにおいて重要なチェックポイントです。
また、販売店による保証や整備履歴の確認も、購入判断を左右する要素となるため、十分な下調べが必要です。
まとめ:どちらを選ぶかは使用目的と優先順位次第
アウトランダーPHEVのMグレード(新車)は、最新の走行性能と安心の保証付きで、先進性を重視する方に最適です。一方、中古のPグレードは装備が豪華でコスパに優れており、装備重視の方に向いています。
通勤や買い物など日常使い中心で装備にこだわりたいならPグレード、長距離移動や悪天候での走行を重視するならMグレードが候補になります。自身のライフスタイルや重視するポイントを整理し、最適な一台を選びましょう。
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