ヒョンデ・コナ/アイオニック vs BYD シール/シーライオン:特徴と違いを徹底比較

新車

近年注目される電気自動車(EV)の中でも、ヒョンデの「コナEV」「アイオニック5」と、BYDの「シール」「シーライオン(Sealion 7)」は人気を集めています。本記事では、それぞれの強みや弱みを分かりやすくまとめています。

車体と価格帯の比較

まずは販売価格や車格を比較します。

モデル 価格(概算) ボディタイプ
コナEV 約240万円〜 コンパクトSUV
アイオニック5 約460万円〜 ミッドサイズEVクロスオーバー
BYDシール 約410万円〜 ミッドサイズEVセダン
BYDシーライオン 約490万円〜 ミッドサイズEV SUV

コナは最も手頃ですが、車格や航続距離が抑えめです。シールやシーライオンは豪華装備や航続距離に優れています。

性能・航続距離の違い

モーター性能やバッテリー容量に大きな差があります。

  • BYDシール(RWD・82.5 kWh):最大航続距離約570 km(WLTP)、最大出力最多230 kW[約308馬力]で、0→100 km/h5.9秒の加速力も魅力 :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
  • BYDシーライオン(Sealion 7):RWDモデル230 kW、AWDモデルでは最大390 kW/690 Nm、航続距離約482〜567 km :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
  • アイオニック5:適度なパワーと実用的な航続距離。シール比で効率は高いが、容量や加速性能は控えめです :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
  • コナEV:コンパクトながら日常使いには十分な性能と航続距離。

充電・電力効率・電装機能

充電性能と利便性にも注目。

  • BYDシールは最大150 kWの急速充電対応、AC五相11 kW充電も可能(EUモデル):contentReference[oaicite:3]{index=3}。
  • アイオニック5の800Vアーキテクチャは高速充電に強み。
  • コナEVは400V仕様で10→80%まで約41分。

効率面ではアイオニックが上回る傾向ですが、シールのバッテリー容量と充電性能は長距離ユーザーに有利です。

デザイン・快適性・装備

内外装や快適性ではブランド特徴が発揮されます。

  • BYDシール・シーライオンは大型スクリーンやフロントトランク、豪華なインテリアが好評 :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
  • アイオニック5はミニマルでモダンな内装に定評。
  • コナEVは都市型に最適化されたコンパクト設計。

またBYD車には「DiPilot(God’s Eye)」など先進運転支援が装備されるものもあり、快適性が高いです :contentReference[oaicite:5]{index=5}。

選び方のポイント

どの車種を選ぶかは使用シーンや優先度次第です。

  • コスパ重視・街乗り派 → コナEV
  • 高速充電&モダンデザイン → アイオニック5
  • 長距離&豪華セダン → BYDシール
  • SUVタイプ&パワフル走行 → BYDシーライオン

実際に試乗し、乗り心地・静粛性・室内の快適度を体感するのも重要です。

まとめ

コナEV・アイオニック5・BYDシール・シーライオンはそれぞれ個性があり、「価格」と「用途」という軸から選ぶことで後悔しない一台に出会えます。用途や重視するポイントに合わせて最適なモデルを選ぶことをおすすめします。

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