愛車のフォグランプにIPF製のMR80を装着しているオーナーにとって、レンズの交換や互換性のある代替品を探すことは重要な課題です。とくにレンズ割れや劣化が進んだ場合には、迅速な交換が求められる場面も少なくありません。本記事では、IPF MR80に互換性のあるフォグランプレンズの条件や、適合する可能性がある製品の探し方について詳しく解説します。
IPF MR80とはどんなフォグランプ?
MR80はIPF(アイ・ピー・エフ)が販売していた丸型フォグランプの一種で、特にカスタムカーやSUV、ジムニー愛好家を中心に支持されてきました。ガラスレンズを採用し、純正バンパーにも取り付けやすいサイズ感が魅力です。
しかし、MR80シリーズは現在では生産終了となっており、純正部品や補修用レンズの入手が困難な状況になっています。
互換性の判断基準:レンズ径とネジ穴ピッチ
互換レンズを探す際に重要なポイントは、レンズ径(直径)とネジ穴のピッチ(取付穴の間隔)です。MR80の標準的なレンズ径は約80mmで、汎用品や他メーカーの製品で同サイズのものが見つかれば取り付けできる可能性があります。
ただし、同じレンズ径であってもレンズの厚み、固定構造、取付ネジの位置や深さなどに差異があるため、寸法図を確認して慎重に判断する必要があります。
代替候補になりうる製品例
以下は、IPF MR80と互換性がある可能性のあるフォグランプレンズの例です(購入前に必ず実寸確認を推奨)。
- PIAA製80mm丸型フォグランプ(旧型モデル)
- Valenti(ヴァレンティ)ジュエルフォグユニット80mmタイプ
- ヤフオクやメルカリなどで出品されている旧型IPF純正レンズ
- 汎用プロジェクタータイプフォグ(80mm径対応)
特に中古市場では、稀に未使用の純正IPFレンズが出回ることもあるため、こまめにチェックしておくと良いでしょう。
互換レンズ使用時の注意点
非純正のレンズや汎用品を使用する場合、次の点に注意してください。
- 照射角度や光量が異なるため、車検対応か確認が必要
- 取り付け時の防水処理を入念に行う
- バルブ形式(H3やH11など)との整合性確認
また、メーカー保証対象外となることが多いため、自己責任での導入となります。
フォグランプレンズ選びのポイントまとめ
IPF MR80の代替レンズを選ぶ際は、レンズ径・ネジ穴ピッチ・固定方法の3点を中心にサイズ確認を徹底しましょう。また、点灯確認を含めた仮合わせを事前に行うと安心です。
可能であれば、IPFに問い合わせて旧製品の寸法図面を入手するか、ユーザー同士のカスタム情報をSNSや掲示板などで共有するのも有効です。
まとめ:慎重な採寸と情報収集が成功の鍵
IPF MR80に対応する互換レンズを探すには、サイズや構造に対する正確な情報が何より重要です。近い寸法の汎用品を探して一部加工して取り付ける方法もありますが、リスクと手間を伴います。
できる限り現物の計測や情報共有を行い、トラブルのないフォグランプ交換を目指しましょう。
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