フィアット アバルト F595 MTの燃費と走りの実際:MR2との比較も含めて

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スポーツモデルとして注目される「フィアット アバルト F595 MT」ですが、実際の燃費や走行感はどのようなものか、さらに長年乗り続けてきたMR2/SW20と比較したいという方も多いでしょう。この記事では、実例やデータを基に整理しています。

実燃費:カタログ値と現実の差

カタログでは1.4L 167PSのMTモデルがWLTP換算で約7.3秒(0‑100km/h)/217km/hとされ、燃費はNEFZでおおよそ6.7~6.8 L/100km、約15km/L(≒約39‑40 mpg)とされています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

ただし実際には、モータウェイ(高速道路)では46‑49 mpg(約19‑20 km/L)を出す方がおり、街中中心だと約30 mpg(約12 km/L)前後という報告もあります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

日常使用での実例まとめ

・PistonHeadsのユーザーは、通勤中心で37‑40 mpg(約15‑17 km/L)を記録 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

・redditでの実走行報告では、市街地では約30 mpg、長距離では50 mpg近くの例も :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

走りの質:MR2/SW20との比較は?

アバルト595シリーズは「完全に運転手任せ」の構成で、電子制御の介入が少なく、まさに“アナログなドライビング体験”を重視しています :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

MR2のようなリアミッドで軽快な挙動とは別物ですが、FFコンパクトながらアクセル操作一つでアンダーステア/オーバーステアを明瞭に感じられるため、意外と「活発で気持ち良い」と感じる方も多いです。フィアット特有の低重心とトルク感がそれを後押しします。

メンテナンスとオーナーの声

redditでは「メンテナンスが全て」という声も。特にオイル交換は3,000マイル(約4,800km)ごと、スパークプラグは25,000マイルごとに交換推奨との報告もあります :contentReference[oaicite:5]{index=5}。

そこをしっかり管理できれば日常使いにも支障なく、むしろ「笑顔になるクルマ」として評判です。

表で比較:F595 MTの実燃費イメージ

走行シーン 燃費目安(mpg/km/L)
長距離(高速中心) 46‑49 mpg(約19‑20 km/L)
街中・混合 約35‑40 mpg(約15‑17 km/L)
市街地中心・スポーツ走行 約30 mpg(約12 km/L)

MR2オーナーからの視点

MR2/SW20のようにアクセルでコントロールする感覚とはタイプが異なりますが、軽量FF特有の“クイック感”とトルクの太さは、大径タイヤや乗り味での試乗経験によっては意外と楽しめるとの声もあります。

つまり「アクセルON/OFFだけで走りの印象が変わる」感は共通しており、味わい深さには通じるものがあります。

こんな方におすすめ

  • ギア操作やエンジンサウンドを楽しむアナログ派
  • 日常使いしながらもスポーツフィールが欲しい
  • 常に電子制御に頼らず“自分で運転している感”を味わいたい

まとめ

Abarth F595 MTは、カタログ値以上に実燃費が走り方により大きく変化します。高速では20km/L近く、街中では12km/L前後になるケースも。

MR2/SW20のような感覚とは異なりますが、ドライビング体験としての「アクセルで操る楽しみ」は十分に感じられるスポーツカーです。

ただし維持にはこまめな整備と気遣いが必要となるため、メンテナンス体制が整っているかどうかは購入前に確認を。

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