初めての原付選びは、デザインや性能、使い勝手など、さまざまな観点から迷うものです。中でも人気のヤマハ「ビーノ」とホンダ「ジョルノ」は、見た目も可愛らしく性能も似ているため、多くの初心者が比較検討する代表的な2台です。本記事では、ビーノとジョルノの特徴を徹底比較し、初めての原付購入で失敗しないためのポイントをご紹介します。
ビーノとジョルノの基本スペック比較
ビーノとジョルノはどちらも50ccスクーターで、燃費や最高速度などの数値は大きく変わりません。エンジンはどちらもホンダ製の空冷4ストロークで、最新の排ガス規制にも対応しています。
項目 | ヤマハ ビーノ | ホンダ ジョルノ |
---|---|---|
シート高 | 720mm | 720mm |
燃費(WMTCモード) | 約58.4km/L | 約58.4km/L |
車両重量 | 81kg | 81kg |
価格(新車参考) | 約214,500円 | 約214,500円 |
このように、数字的な違いはほとんどなく、選択のポイントは主にデザインと細かな装備にあります。
デザインとカラーリングの違い
ヤマハのビーノは、レトロポップなデザインが魅力で、特に女性からの支持が高いモデルです。ツートーンカラーのバリエーションが豊富で、可愛らしさを重視するならビーノは外せません。
一方のホンダ・ジョルノは、よりクラシカルで落ち着いた印象。曲線的なフォルムとシンプルな配色で、男女問わず人気があります。「大人かわいい」テイストを求める方にはジョルノが向いています。
使い勝手や装備の違い
ビーノはフロントに便利なインナーポケットがあり、ペットボトルなどが収納可能。ジョルノも同様の装備がありますが、ビーノのほうが若干収納力が高めです。また、ジョルノにはLEDヘッドライトが標準装備されており、夜間の視認性で優れています。
メーター周りのデザインも異なり、ビーノはポップで視認性に優れたデジタル表示付き。ジョルノはアナログ感のあるクラシカルな見た目です。
初心者におすすめの原付はどちらか?
どちらも取り回しがしやすく、車体が軽いため、初心者でも扱いやすいのが共通点です。選び方のポイントは以下の通り。
- かわいさ・カジュアルさ重視 → ヤマハ・ビーノ
- 落ち着いたクラシカルな雰囲気 → ホンダ・ジョルノ
- 夜間の安全性を求める → ジョルノ(LEDヘッドライト)
試乗できる店舗で跨ってみるのも有効です。シート形状やポジションのフィット感は、実際に体感してこそわかる部分もあります。
その他のおすすめ原付モデル
ビーノやジョルノ以外にも、以下のモデルも初心者におすすめです。
- ホンダ タクト:シンプルな見た目と実用性重視、コストパフォーマンスも良好
- スズキ レッツ:価格重視の方に最適、軽量コンパクト
- ホンダ ダンク:男性にも人気、スタイリッシュなスクエアデザイン
いずれも扱いやすく、メンテナンス性や燃費も優れているため、安心して選べます。
まとめ:最終的には「好き」と「安心感」で選ぼう
ビーノとジョルノはどちらも優れた原付バイクであり、性能差はほとんどありません。そのため、最終的な選択はデザインの好みや装備の細部、また店舗での対応などを含めた「安心感」で決めるのがベストです。
初めてのバイク選びは不安もありますが、気に入った一台を選べば、毎日の移動がきっと楽しくなるはずです。ぜひ自分の直感と生活スタイルに合った一台を見つけてください。
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