これからバイクを買おうと思っているけれど、どれを選んだらいいか分からない…という方は少なくありません。この記事では、バイク初心者でも失敗しないために「店頭で見るべきポイント」と「ネット購入時の確認項目」をわかりやすく紹介します。
店頭でバイクを見るときに必ず確認すべきポイント
実際にバイクを目で見て触れる店頭販売では、状態確認がしやすいのが大きなメリットです。以下の点は最低限チェックしましょう。
- ①走行距離
10,000km以下なら比較的低走行ですが、年式も併せて確認。1年あたり2,000〜3,000kmが一般的な使用感です。 - ②エンジンの始動状態
セルスタートで一発始動するか、アイドリングが安定しているかをチェック。冷間時始動も確認できるとベスト。 - ③オイル漏れ・腐食・サビ
エンジン周辺やマフラーの下部にオイルのにじみ、フレームのサビ、ボルトの腐食がないかをチェックします。 - ④転倒跡
レバーの先端やステップ、カウルの角に擦れや削れがある場合、転倒歴がある可能性があります。 - ⑤タイヤ・ブレーキの残量
スリップサインが出ていないか、パッドの厚みが残っているかを見ましょう。消耗品は早めの交換前提で。 - ⑥保証・整備記録
販売店での整備内容や保証期間の有無も購入後の安心材料です。
ネットでバイクを探す時に見るべき項目
インターネットでのバイク購入は便利ですが、状態が見えづらいため慎重さが必要です。以下の項目を確認しましょう。
- ①走行距離と年式のバランス
走行距離が少なくても極端に古い車両は長期放置の可能性も。5年落ち以下かつ20,000km以内が目安です。 - ②画像の多さと解像度
全体、メーター、エンジン周り、タイヤなど複数の高画質画像が掲載されているかを確認しましょう。 - ③出品者情報と整備歴
バイク専門店か個人か、整備記録があるか、納車整備込みかなどをチェック。 - ④評価・レビュー
購入者レビューや販売店の評価があるサイトでは、信頼性の判断に活用できます。 - ⑤追加費用の内訳
車体価格に加えて登録料・整備費・送料などが別途かかるかを明記しているか確認が必要です。
実例:初心者が見落としがちな失敗ポイント
例:個人売買で外装が綺麗な車両を購入したが、納車後にアイドリング不調→キャブレター詰まりが判明。整備費が追加で3万円以上かかってしまった。
例:走行距離が短く安かったが、よく見ると放置車両でタイヤやバッテリーが劣化していたため、結局交換が必要に。
保険や名義変更も忘れずに
購入後は自賠責保険の加入と、名義変更手続きが必要です。販売店で代行してもらえるか、手続き方法を確認しておきましょう。
まとめ:店頭もネットも「状態+信頼性」で見極める
✅店頭では“実車確認”をフル活用し、細部の傷や始動状態を見る
✅ネットでは“情報の正確さ”と“画像の多さ”が信頼のポイント
✅走行距離・年式・整備記録の3点セットで総合判断を
✅納車整備や保証の有無、保険・登録対応も忘れずに確認
✅「安さ」より「安心」を重視するのが後悔しない選び方です
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