ツーリングバイクを選ぶ際、「走行性能」「快適性」「見た目」「価格」など、さまざまな要素が候補車種の評価を左右します。この記事では、特に人気の高いNMAX125とクロスカブ110を、ツーリング用途においてどちらが最適かを徹底比較していきます。選択に迷っている方の参考になるよう、実際の使い勝手やオーナーの声も交えながらご紹介します。
NMAX125の魅力:高速巡航性能と装備の充実度
NMAX125は、ヤマハが誇るスポーティスクーターです。特に注目すべきはその動力性能と装備の豊富さ。
- 水冷ブルーコアエンジンで加速がスムーズ。長距離でもストレスなく走行可能。
- ABS・トラクションコントロール標準装備で、安心感が非常に高い。
- 125ccながら原付二種の枠内で、高速道路は走れないものの、バイパスや郊外路の快適性は抜群。
特に往復200kmのような中距離ツーリングでは、その乗り心地の良さが際立ちます。足つきもよく、見た目も都会的でシャープな印象。
クロスカブ110の魅力:未舗装路や山道も安心して楽しめる
一方で、ホンダのクロスカブ110は、「旅バイク」「冒険バイク」として根強い人気があります。
- 空冷エンジンで整備性が高く、信頼性も抜群
- スーパーカブベースなのでパーツも豊富でカスタム性が高い
- 悪路や山道での走行にも強く、トコトコ走る楽しさが魅力
ライディングポジションも楽で、特に山を越えるようなツーリングルートでは、クロスカブの頼もしさが際立ちます。
タンデムツーリングを考慮したいなら
タンデムでの快適性も重要な判断基準です。
- NMAX125:リアシートが広く、タンデムステップも充実。同乗者にも優しい設計。
- クロスカブ110:シートがやや小ぶりで、長時間タンデムには不向きとの声も。
街乗りやソロ旅メインならクロスカブ、タンデムも想定しているならNMAXがおすすめです。
外観・デザイン面での選び方
見た目の印象は大きな決定要因です。
- NMAX125:未来感あるデザイン。洗練された都会派スタイル。
- クロスカブ110:レトロアウトドアな雰囲気。趣味性が高く、ミリタリー感も楽しめる。
どちらも人気ですが、ファッションバイク的な楽しみをしたい人にはクロスカブ、洗練された日常の延長として選ぶならNMAXが向いています。
維持費や燃費、取り回しは?
どちらも原付二種に分類され、維持費は比較的安めです。
- 燃費:クロスカブは70km/L前後、NMAXは45〜50km/L程度
- 取り回し:車重はNMAXの方が重め(131kg)、クロスカブは約107kg
車庫入れや狭い道の取り回しでは、クロスカブの方が有利です。
まとめ:あなたのツーリングスタイルに合った選択を
もし長距離・タンデム・快適性重視なら、NMAX125がおすすめです。
一方で自由気ままなソロツーリングや山越えの道をゆったり楽しみたいなら、クロスカブ110は抜群の相棒になります。
最終的には「乗って楽しい!」と感じることが大事です。どちらを選んでも間違いはありません。ぜひ実車にまたがって、あなたの旅の相棒を見つけてください!
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