W205型Cクラス前期モデルにC63純正グリルを装着するには?加工の有無や注意点を解説

カスタマイズ

メルセデス・ベンツW205型Cクラスの前期モデル(特にC200スポーツ)に乗っている方で、C63 AMGの純正グリルに交換したいというニーズは少なくありません。特に1本バーのAMGグリルはスポーティかつ洗練された印象を与え、ドレスアップの定番とも言えます。しかし、このカスタムにはいくつかの注意点があります。本記事では、純正C63グリル装着に必要な情報や実際の施工事例、加工の必要性について詳しく解説します。

C63純正グリルとは?

AMG C63用の純正グリルは、中央に太い1本バーと大型スリーポインテッドスターが特徴的なデザインです。標準の2本バーグリルと比較すると、フロントフェイスが引き締まり、明確なスポーツ感が出ます。

多くのカスタムパーツとして「C63風」の中華製グリルも流通していますが、純正品はフィッティングの精度や質感、耐久性で圧倒的な差があります。

W205 C200スポーツ前期モデルへの適合性

W205 C200スポーツ(2016年前期モデル)は、C63と同じボディサイズながら、グリル形状や取り付け部の構造にわずかな違いがあります。そのため、C63純正グリルの装着には基本的に「ポン付け」はできません。

バンパーの一部やグリル裏の固定爪の加工が必要になるケースが多く、DIYでの交換は難易度が高めです。

実際の装着例と必要な加工内容

装着例では、以下のような加工が報告されています。

  • グリルの固定爪位置の調整
  • グリル下部の干渉回避のための切削加工
  • 一部ケースでバンパー取り外しが必要

ただし、ディーラーやカスタム専門店に依頼することで、加工の精度や安全性を高めることができます。部品持ち込みにも対応している店舗を探すと良いでしょう。

中華製との違いと選ぶポイント

一見似たように見える中華製C63風グリルですが、以下の点で大きな違いがあります。

  • 素材:純正は高品質なABS樹脂やクロームメッキを使用
  • 耐候性:純正は紫外線や雨風に強く劣化しにくい
  • フィッティング:純正は加工箇所が少なく済む可能性が高い

長期的に乗る予定がある方や、完成度の高い見た目を求める方には、やはり純正グリルがおすすめです。

費用相場と購入ルート

C63純正グリルの新品価格は約5万円〜8万円前後が相場です。ディーラー取り寄せのほか、信頼性のある輸入パーツショップや専門オンラインストアでも入手可能です。

中古市場で入手する場合は、状態の確認や品番の一致に注意しましょう。品番は「A205 888 05 00」などC63前期専用を選ぶ必要があります。

まとめ:加工のハードルを踏まえたうえで純正を選ぶ価値は高い

W205 C200スポーツへのC63純正グリル装着は、フィッティングに若干の加工が必要ではあるものの、完成後の満足感は非常に高いカスタムです。見た目の迫力やクオリティを重視する方には、純正品の装着をおすすめします。取り付けは信頼できるプロショップに相談すると安心です。

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