見た目の迫力や左右対称のデザインが魅力のツインマフラー。特にスズキGSRシリーズのようなデザインに惹かれる方は多いのではないでしょうか。この記事では、現在新車で手に入るツインマフラーのモデルや、中古市場でGSRに近いバイクを探すヒントを紹介します。
ツインマフラーとは?デザインだけでない魅力
ツインマフラーとは、エキゾーストパイプが2本に分かれ、左右にマフラーが配置されたスタイルを指します。エンジン性能に直結するわけではないものの、見た目のインパクトやバランスの良さから根強い人気があります。
音の響きが左右から得られるため、ライディング中の没入感も向上するなど、ファンにはたまらない仕様と言えるでしょう。
新車で購入できるツインマフラーモデル
2025年現在、国産バイクの新車でツインマフラーを採用しているモデルは非常に限られており、以下が代表例です。
- カワサキ Z900RS(SE含む):クラシカルな外観にツインマフラーを採用。街乗りからツーリングまで対応。
- ホンダ CB1300スーパーフォア SP:左右出しのマフラーが特徴的で、重厚な走りが魅力。
- ヤマハ XSR900 GP:フルカウル仕様でカフェレーサースタイルの要素もあり。
ただし、環境規制の影響もあり、現在ではほとんどのメーカーが1本出しマフラーに移行しているため、選択肢は少ないのが実情です。
GSRシリーズの中古車はまだ狙える?
スズキのGSR400やGSR750は、2000年代〜2010年代前半にかけて販売されていたネイキッドスタイルの人気モデルです。両車ともツインマフラーを採用しており、現在も中古市場では見つけることが可能です。
特にGSR400は中型免許で乗れる排気量と独自性のある外観が支持されており、価格も手ごろ(30万〜60万円台)。走行距離や年式をチェックしながら、整備履歴付きの個体を選びましょう。
類似モデルを中古で探すならこのあたりも注目
GSRシリーズ以外にも、ツインマフラーに近い構成を持つバイクは存在します。以下は中古市場で探す際の候補です。
- スズキ GSX1400:ビッグネイキッドで存在感抜群。左右出しのマフラーが特徴。
- ヤマハ FZ1 Fazer:フルカウルも装備でき、スポーツツーリング向け。
- ホンダ CBR1100XX スーパーブラックバード:高速性能と美しいフォルムが魅力。
いずれも絶版車のため、状態の良い個体は人気が高く、探すのに多少の時間がかかる可能性があります。
マフラー交換という選択肢も
新車にこだわらない場合、1本出しマフラーの車種をベースに社外品のツインマフラーを装着するカスタムも一つの方法です。ただし、車検対応や音量規制をクリアしている製品を選ぶ必要があるため、パーツの選定と取り付けには注意が必要です。
例えば、Z900RSやMT-07などはカスタムパーツが豊富で、見た目を大きく変えることも可能です。
まとめ:選択肢は限られるが魅力は健在
ツインマフラー仕様のバイクは近年減少傾向にありますが、GSRシリーズのようなモデルは今も根強い人気があります。新車では限られたモデルしか存在しないため、中古市場やカスタムも視野に入れて探すのがポイントです。
見た目にこだわるバイク選びは所有する喜びにも繋がります。スタイルと実用性のバランスを取りながら、満足できる1台に出会ってください。
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