フルフェイスヘルメットは安全性が高くライダーに人気ですが、鼻ピアス(特にノストリルタイプ)をしている場合、脱着時の引っかかりやすさが気になる方も多いでしょう。本記事では、鼻ピとフルフェイスヘルメットを両立させるための注意点やおすすめ対策、実際のユーザーの声を交えて詳しく解説します。
鼻ピ(ノストリル)とヘルメットの相性
ノストリルピアスは鼻の側面に付けるピアスで、繊細なデザインのものが多い一方で、突起がある場合やリングタイプは物理的にヘルメットの内装と接触しやすくなります。特に頬や鼻周辺の密着度が高いフルフェイス型では、脱着時に引っかかるリスクが高まります。
そのため、形状や素材、装着方法によっては注意が必要です。
よくあるトラブルと実例
以下はフルフェイス+ノストリルで報告されている主なトラブル例です。
- 脱ぐ際にピアスが内装に引っかかり、ピアスが抜けかけた
- リングタイプがクッション部分に引っかかって曲がった
- タイトなフィット感のヘルメットで圧迫感を感じた
特に、ピアス初心者やまだ穴が完全に安定していない時期は、無理に着脱を繰り返すことで炎症を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
安全に併用するための対策
鼻ピとフルフェイスを両立させたい場合、以下のような工夫が有効です。
- ストレートバーベルやフラットディスク型などのヘルメットに干渉しにくいタイプを使用
- ヘルメットの着脱時に鼻を少し押さえて守るようにする
- 慣れないうちはピアスを外してから装着することも視野に入れる
特にリングタイプは最も引っかかりやすいため、ライディング時のみストレートやキャプティブビーズリングなどに付け替える人もいます。
フルフェイスヘルメットの選び方にも工夫を
鼻ピをしているライダーは、内装の柔らかさや脱着のしやすさを重視してヘルメットを選ぶと快適さが向上します。たとえば、内装が取り外せて柔軟性の高いモデルや、チークパッドが薄めのタイプなどがおすすめです。
また、少し大きめサイズにして緩く装着することで引っかかりにくくするという工夫も見られますが、安全性を犠牲にしないよう注意が必要です。
ユーザーのリアルな声
実際に鼻ピをつけてフルフェイスを使用しているライダーからは、
- 「スクリュータイプの小さなストーンピアスなら問題なかった」
- 「着脱時は鏡の前でゆっくり丁寧にやってる」
- 「一度引っかかって腫れたので以来ピアスは外して乗ってる」
といった声があります。つまり、個人のピアス形状や装着方法に応じて、最適な対応を模索することが大切です。
まとめ:鼻ピは工夫次第で安全に楽しめる
鼻ピアスとフルフェイスヘルメットの併用は不可能ではありませんが、引っかかりや変形などのリスクはゼロではありません。ピアスの形状選び、ヘルメットの脱着方法、ヘルメットの種類など、複数のポイントで工夫することで、安全かつ快適にライディングを楽しむことができます。
最初は面倒でも、自分なりの方法を見つけることで、スタイルも安全も両立可能です。
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