新しい車に乗ると、特にカスタムパーツが搭載されている場合、さまざまな疑問が湧くことがあります。今回は、C35ローレル(RB25DET)のエアクリーナーやブローオフバルブに関する疑問について、特に「シュルシュル」という吹き返し音とブローオフバルブが開く音の原因を解説します。
1. 吹き返し音とは何か?
「シュルシュル」といった音が発生する原因は、タービン車両でよく見られる現象です。この音は、タービンの過剰な圧力がエアクリーナーやブローオフバルブを通じて外に放出されることから発生する音です。
2. ブローオフバルブの役割とは?
ブローオフバルブは、タービンの過剰な圧力を逃がすために使用され、ターボチャージャー車両にとって非常に重要な部品です。ブローオフバルブが適切に動作することで、タービンの負荷が減少し、エンジンにかかるストレスを軽減します。大気開放型のブローオフバルブが搭載されている場合、この音は通常の現象といえます。
3. 吹き返し音の原因
質問者の車に「シュルシュル」という吹き返し音が発生している原因として、以下の可能性が考えられます。
- エアクリーナーの設置場所やタイプ:剥き出しタイプのエアクリーナーは、エアフローが直接外に放出されるため、音がより顕著に聞こえることがあります。
- ブローオフバルブの設定:調整式ブローオフバルブの設定が甘い、または硬すぎる場合、音が大きくなることがあります。
- タービンやインタークーラーの圧力調整:タービン圧が高すぎる場合や、インタークーラーの設置状態が不適切な場合にも音が発生しやすくなります。
4. ブローオフバルブの調整について
ブローオフバルブの設定は、車のチューニングにおいて非常に重要です。設定が不適切だと、過剰な音や異常な吹き返し音が発生することがあります。調整が必要な場合、バルブのスプリング圧や開放圧を調整することが推奨されます。
5. まとめ
C35ローレル(RB25DET)で発生している「シュルシュル」という吹き返し音は、通常のターボ車で見られる現象であり、大気開放型のブローオフバルブが原因である可能性が高いです。音が気になる場合は、ブローオフバルブの調整を行うことで改善する場合があります。それでも解消されない場合は、他のターボパーツ(エアクリーナーやインタークーラーなど)のチェックを行うことをおすすめします。


コメント