スーパーカブ50と110どちらがドライブ向き?県をまたぐツーリングに最適なモデルの選び方

バイク

スーパーカブはその堅牢性と燃費性能で多くのファンを魅了するバイクですが、排気量の違いで走行性能にも大きな差があります。この記事では、スーパーカブ50と110を比較し、県をまたぐようなドライブにどちらが適しているのか、用途別に詳しく解説します。

スーパーカブ50と110の基本スペックの違い

スーパーカブ50は49ccの原付一種、スーパーカブ110は109ccの原付二種に分類されます。この違いは見た目以上に大きく、法的制限や運転感覚にまで影響します。

例えば、カブ50は時速30km/h制限がある一方、カブ110は60km/h以上の走行が可能です。また、交差点での二段階右折が不要になるのも110の利点です。

県をまたぐドライブなら110が圧倒的に有利

県をまたぐ長距離ツーリングを想定する場合、スーパーカブ110が明らかに有利です。理由は主に3つあります。

  • 法定速度の上限が高いため、流れに乗りやすくストレスが少ない
  • エンジンに余裕があるため、長時間走行しても疲れにくい
  • 積載力や安定性も向上しているため、荷物が多くても安心

実際に、北海道一周や日本縦断などのロングツーリングで選ばれているのは圧倒的に110です。

スーパーカブ50の魅力と限界

スーパーカブ50は、近距離での移動に優れた燃費と取り回しの良さが特徴です。自転車感覚で街乗りできるのが最大の魅力で、初めてのバイクとしても扱いやすいでしょう。

ただし、県をまたぐようなドライブとなると、30km/h制限や坂道での非力さがネックになります。特に長距離では「思ったよりしんどい」と感じる人も少なくありません。

高速道路はどちらもNG?

スーパーカブ110も含め、排気量が125cc未満のバイクは高速道路を走行できません。つまり、どちらを選んでも一般道での移動が基本となります。遠出を考えるなら、快適に走れる一般道でのパフォーマンスが鍵になります。

その点でも、最高速度や加速力で勝るカブ110は、県境を越えるようなロングライドにも十分対応可能です。

実際に乗った人の体験談

例えば、東京都から静岡県までの往復をカブ110で行ったという方は「予想以上に快適で、燃費も良く、1日で300km走っても疲れが少なかった」と語っています。

一方で、カブ50で同様の距離を走った方は「時速30km/h制限がつらく、後続車を気にしてばかりで楽しむ余裕がなかった」と感じたとのことです。

まとめ:ドライブ重視なら110を選ぶべき

スーパーカブでドライブを楽しみたい、特に県をまたいで移動したいという方には、スーパーカブ110を強くおすすめします。法的制限の少なさや走行性能の余裕は、ツーリングの快適さに直結します。

街乗り中心や通勤メインであればカブ50も選択肢ですが、少しでも遠くに出かけたいと思っているなら110の魅力に注目してみましょう。

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