15系クラウン(ハードトップ)の前期と後期で異なるドアモール・ドアバイザーの違いとは?

カスタマイズ

トヨタ・クラウンの中でも人気の高い15系(S150系)クラウン。前期と後期では外装パーツに微妙な違いがあり、特にドアモールやドアバイザーの形状・サイズに関する質問は多く寄せられます。本記事では、15クラウン・ハードトップモデルにおける前期・後期のドアまわりパーツの違いについて詳しく解説します。

15系クラウンの前期・後期の違いについて

15クラウン(1995〜2001年)は、1997年頃を境に前期型(1995〜1997)と後期型(1997〜2001)に分かれています。特にハードトップ仕様はピラーレス構造のため、ドアモールやドアバイザーのフィッティングに繊細な違いが出やすいのが特徴です。

前期と後期では外観に大きな変更はないものの、一部部品の形状や取り付け方式が変更されており、互換性に注意が必要です。

ドアモールの違いと互換性

ドアモールは、サイドビューのアクセントであるとともに、車体保護の役割も担っています。15クラウンでは、前期と後期で以下のような違いがあります。

  • 前期:クロームメッキが細め、取付クリップ形状がやや異なる
  • 後期:モール幅が広く、モール下のクリップ配置変更あり

このため、前期・後期でドアモールの互換性は基本的にありません。中古パーツを購入する際は、年式やグレードをしっかり確認する必要があります。

ドアバイザー(サイドバイザー)の形状差

ドアバイザーについても、外観は似ていても取り付け位置や形状に違いがあります。ハードトップモデル特有のドアフレームレス構造により、以下のような注意点があります。

  • 後期型ではドアの開閉時に気密性を高めるために形状がやや変更
  • 取付用のクリップや両面テープ位置が微妙に異なる

結果として、前期用のバイザーを後期に流用すると、浮きやガタつきが発生する場合があります。純正品や社外品を購入する場合は、「前期用」「後期用」の明記を確認しましょう。

グレードによる差異にも注意

さらに、X、ロイヤル、アスリートなどの各グレード間でも、外装の仕様やモールの仕上げに違いが存在します。特にアスリート系ではスモークメッキが使われている場合があり、色味に差があります。

そのため、「15系クラウン後期同士」であっても、グレードが違えばパーツの印象が異なるケースもあるため、部品購入時にはグレード指定も重要です。

パーツ交換・入手のポイント

部品交換やカスタムを検討している場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 純正品番での照合:ディーラーで確認可能
  • 中古品購入時:前期/後期の明記、状態写真、取り付け部の確認
  • 社外パーツ選び:15系クラウン用として明確に適合確認が取れているか

最近はヤフオクやメルカリでの出品も多いため、購入前に出品者に前期/後期の明記を求めることも大切です。

まとめ:15クラウンのドアモール・バイザー交換時は前期後期の確認が必須

15系クラウン・ハードトップのドアモールやドアバイザーは、前期・後期で形状や取り付け方法が異なるため、互換性に注意が必要です。カスタムや補修の際には、年式・グレードを正確に把握し、適合パーツを選定することで、見た目も性能も損なわずに維持できます。

パーツ選びに迷ったときは、ディーラーや専門ショップに相談するのも一つの手です。長く愛用するために、丁寧な確認を怠らないようにしましょう。

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