210系クラウン ロイヤルサルーンGのカスタムで人気のひとつがフロントへのLEDテープライト取り付けです。とはいえ、電装系に不慣れな方にとって配線やスイッチの設置は難しそうに感じるかもしれません。本記事では、初心者の方でも安心してLEDテープライトを取り付けられるよう、必要な知識と手順を丁寧に解説します。
LEDテープライト取り付けに必要なもの
まずは最低限準備するべきものをリストアップします。
- 12V対応LEDテープライト(防水タイプがおすすめ)
- エーモン製などの配線コネクター
- スイッチ(トグルタイプまたはプッシュタイプ)
- 電源取り出し用ヒューズ電源
- 両面テープや配線固定用タイラップ
- 配線用ビニールテープ、検電テスター
これらはカー用品店やネット通販でも簡単に揃います。
配線方法の基本ステップ
LEDテープライトは基本的に「+(プラス)」と「−(マイナス)」の2本線で構成されています。+側を車両のACC電源やスモールランプ電源から取り、−側はボディアースに接続します。
特におすすめなのはスモールライト連動にする方法で、夜間点灯時に自動でLEDが光る仕組みです。
1. ヒューズボックスを開けてスモールランプ電源を確認(検電テスター使用)
2. 電源取り出しヒューズを使って分岐
3. 配線コネクターを使ってLEDの+線を接続
4. −線はボディの金属部分へ確実にアース
5. 点灯確認後、配線をタイラップで固定
スイッチの取り付け方法
LEDのON/OFFを手動で切り替えたい場合は、+配線の途中にスイッチをかませます。スイッチ付きの配線キットも市販されています。
おすすめはエーモンのスイッチ付き配線セットで、パネル裏にすっきりと収められます。
スイッチ設置の流れは次のとおりです。
- +線をカットしてスイッチにIN/OUT接続
- スイッチはインパネやコンソール横に設置
- 強力両面テープかビスで固定
これにより、昼間点灯を避けたい場合などに便利です。
初心者が注意すべき3つのポイント
1. バッテリーに直接つながない:常時通電になりバッテリー上がりの原因に
2. ヒューズは必ず間に挟む:万が一のショート時の保護に必須
3. 配線は干渉しないよう固定:配線が熱や振動で切れると事故や火災の原因になります
特にヒューズボックスからの電源取り出しには「ヒューズ電源」が便利で安全です。
実例:DIYでLEDテープを装着した初心者の声
Bさん(50代男性・電気初心者)は、210系クラウンにLEDテープをDIY装着。市販のスモール連動キットを使用し、約1時間で配線完了。
「ネットで調べながらやったが、ヒューズ電源とコネクターを使えば思ったより簡単だった。スイッチも追加して便利に使えている」とのこと。
まとめ:安全に楽しむカスタムライフの第一歩
LEDテープライトの装着は、210系クラウンのフロントフェイスをグレードアップする手軽なカスタムです。電装系初心者でも、基本を押さえれば安全に取り付けが可能です。
必要な道具を揃えて、正しい手順を踏めば、DIYでも満足のいく仕上がりに。配線やスイッチの扱いに不安がある場合は、カーショップで部分サポートを受けるのもおすすめです。安全を第一に、愛車をよりスタイリッシュに彩りましょう。
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