新車購入後のエンジン異音トラブル対応－放置されても納得できない時の対処法

2023年12月に納車されたハイエース7型で発生したエンジン異音・振動トラブル。半年以上待たされた後エンジン交換しても改善せず、対応に不安を抱えている方のために、実際の対処経験や専門の情報をもとにした対応ガイドをまとめました。

トラブル発生から現在までの経緯整理

まず、異音と振動が出た時期（2024年1月中頃）から、ディーラーに報告したが半年以上放置された経緯があります。

11月にエンジン交換が行われたものの改善せず、原因究明にも具体的な期日が示されていません。

ディーラー側が「報告書を出せない」と回答しても、ユーザー側で記録を整理することは合法的で有効です。

通話録音・メール・訪問記録・整備記録などを時系列で整理し、PDF化しておくと安心です。

国土交通省の「自動車苦情処理相談センター」や消費生活センターに相談することも検討してください。

また、自動車トラブルに詳しい弁護士や消費者団体に相談し、内容証明郵便でディーラーに改善要求を出すことも有効です。

新車登録から一定期間内なら瑕疵保証（クレーム対応）の対象となる場合があります。

異音・振動という重大な機能不全が発生している場合、トヨタの保証規程や国の消費者保護規定を根拠に改善を要求できます。

まず、年内（2025年以降であれば早期）に第三者による診断（民間整備士や評価会社）を受けることを検討してください。

また、ディーラーへの書面提出時には具体的な期日と改善内容を明記し、回答を明確に求めることが重要です。

あるユーザーは、国交省の窓口に相談後、ディーラーが急に具体的な対応スケジュールを提示したケースがあります。

他の事例では、消費者センター経由でメーカーが直接対応し、車両交換や修理完了までの日数が明示された例も報告されています。

ディーラーの説明が曖昧で放置が続く状況は納得できるものではありません。記録を自分で整備し、専門家や行政機関に相談することで改善への道が開けます。

トラブル解消には時間がかかる場合がありますが、自分の権利を守るために積極的に動くことが重要です。

まとめとして、①時系列と証拠の整理、②第三者機関の活用、③書面での改善要求の提出、④専門相談による交渉支援、の4ステップで安心して対応を進めることができます。

あなたの状況が一日でも早く改善に向かうことを願っています。