ステップワゴンRKに車高アップを施し、より大きなタイヤを装着したいと考える方は少なくありません。この記事では、現在のタイヤサイズ(195/65R15)から一回り大きなサイズに変更する際の注意点やおすすめサイズ、そしてネットで購入する際のポイントを解説します。
現在のタイヤサイズとその意味を再確認
純正で装着されている195/65R15の意味を理解することが、タイヤサイズを選ぶ第一歩です。ここでの「195」はタイヤ幅(mm)、「65」は扁平率(タイヤの高さ÷幅×100)、「15」はホイールのインチ数です。
このサイズをベースに、車高が2インチ(約5cm)アップされている状態を考慮して、より大きなタイヤが履けるかどうかを判断します。
リフトアップ後に選べるタイヤサイズの候補
2インチのリフトアップにより、タイヤの外径をある程度大きくしてもフェンダーとの干渉が起こりにくくなります。装着可能な候補としては以下のサイズがあります。
- 205/65R15(外径:約648mm)
- 205/70R15(外径:約668mm)
- 215/65R15(外径:約661mm)
純正の195/65R15(外径:約635mm)と比較すると、上記サイズは若干大きくなりますが、2インチアップしていれば多くのケースで装着可能です。
装着可否を判断する際のチェックポイント
タイヤサイズを変更する際には、単にリフトアップの有無だけでなく、下記の点もチェックする必要があります。
- ハンドルをフルに切った時の干渉(特にフェンダー内)
- ショックやスプリングとのクリアランス
- ブレーキホースやサスペンション構造との接触
- メーター誤差(外径が変わると速度計も変動)
車両によって条件が異なるため、事前に実車でのマッチング確認が重要です。
ホイールはそのままでOK?インセットの影響
今回の希望条件「ホイールは変えたくない」場合、リム幅とインセットも考慮しなければなりません。例えば純正ホイールのリム幅が6Jでインセット+50の場合、205や215幅タイヤを履かせても問題は少ないですが、215/70R15など幅が広すぎると干渉リスクが高まります。
タイヤ専門店に相談し、ホイールと合わせて装着可否を確認するのが安全です。
ネットでのタイヤ購入時の注意点
ネット通販は価格が安く、選択肢も豊富です。購入時の注意点は以下の通りです。
- 「タイヤ外径(mm)」を純正より+3%以内に収める(車検対応)
- 「荷重指数(91Tなど)」が純正と同等または上回るもの
- 信頼性の高いショップやレビューのある商品を選ぶ
- 持ち込み交換が可能な整備工場を事前に確保しておく
また、このようなタイヤ外径計算サイトを使えば、サイズの差異を比較することができます。
まとめ:2インチアップならワンサイズ大きいタイヤも可能だが要確認
ステップワゴンRKを2インチアップした場合、205/65R15や215/65R15などへの変更は比較的現実的ですが、車体への干渉や速度誤差に注意が必要です。ホイールを変更しないという条件下では、205/65R15が最もバランスの取れた選択といえるでしょう。
ネットで購入する際には、サイズだけでなく荷重指数・外径・信頼性を確認し、必要なら専門店に相談することをおすすめします。リフトアップ車ならではのアグレッシブなスタイリングを楽しんでください。
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