近年人気を集めているカスタムプロボックスは、オフロード系タイヤやホワイトレタータイヤとの相性が抜群です。特に冬の走行に備えてスタッドレスタイヤの選定は重要ですが、カスタムタイヤに慣れているユーザーほど「何を選べばよいか」悩む場面も多いはずです。この記事では、現状マキシス バックショット14インチを装着している方向けに、冬タイヤへの乗り換えポイントとおすすめ製品をご紹介します。
カスタムプロボックスに冬タイヤが必要な理由
プロボックスはもともと商用車として開発されたため、標準状態では冬道への対応力は限定的です。特に雪道や凍結路ではスタッドレスタイヤが必要不可欠であり、都市部でも安全性を高めるために装着を推奨します。
カスタム仕様の場合、オーバーサイズタイヤやリフトアップなどにより、タイヤ選びにも工夫が求められます。タイヤハウスの余裕や干渉リスクを考慮しながら、最適なサイズを見極めることが重要です。
現在のタイヤ:マキシスバックショット MT-754の特徴
マキシスバックショットはマッドテレーンタイヤで、オフロード性能が高く見た目もワイルドなデザインが特徴です。ただし、スタッドレスタイヤではないため冬場の使用には向いていません。雪上や氷上でのブレーキ性能・旋回安定性が大幅に低下します。
そのため、11月〜3月の雪が降る地域では、スタッドレスへの交換は必須といえるでしょう。
スタッドレスタイヤ選びのポイント
- サイズ互換性:カスタム車両でもタイヤ外径が大きすぎないものを選び、ハンドル切れ角やフェンダー干渉に注意。
- ブランド性能:ブリヂストン、ヨコハマ、トーヨーなど信頼性のある国産タイヤを優先。
- 氷雪性能:氷上制動性能が高いモデル(例:ブリザックVRX3、アイスガード7など)がおすすめ。
おすすめの14インチスタッドレスタイヤ
メーカー | モデル名 | 特徴 |
---|---|---|
ブリヂストン | ブリザック VRX3 | 氷上性能と耐摩耗性に優れ、ハイエースやバン系にも高評価 |
ヨコハマ | アイスガード7 | 雪道でのグリップ力と燃費性能を両立 |
トーヨー | ガリットGIZ | コストパフォーマンスが良く、都市部メインの走行向き |
なお、プロボックスの標準サイズは165/80R13または175/70R14程度ですが、リフトアップ済みの車両では185/70R14も装着可能です。
ホイール選びも忘れずに
冬場は塩カルによる腐食リスクもあるため、スチールホイールや耐塩性の高いアルミホイールを選ぶと安心です。ブラック系ホイールを選べば、カスタム感も損なわずに冬仕様をキープできます。
実際の装着事例
北海道在住でカスタムプロボックスに乗るユーザー事例では、冬用にブリヂストンVRX3の185/70R14を選び、ブラックスチールホイールを組み合わせた例がありました。フェンダー加工なしでも装着でき、雪道も安定とのことです。
また、長野県のユーザーはヨコハマIG70の175/70R14を選択し、アイスバーンでも安心して走行できたと評価しています。
まとめ:冬のプロボックスにはスタッドレス選びが重要
マキシスバックショットは見た目重視の夏タイヤとして優秀ですが、冬には安全を第一に考えたスタッドレスへの交換が不可欠です。ブリヂストン、ヨコハマ、トーヨーといった主要メーカーの14インチモデルを中心に、サイズや走行スタイルに合った選択をしましょう。
プロボックスの冬支度をしっかり行い、安全で快適なドライブを楽しんでください。
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