ドラッグスター400にベントマフラーを装着する際に必要なボルトとナットの選び方

中古車

ドラッグスター400に社外マフラーを取り付ける際、特に中古品では欠品しているボルトやナットの調達が必要になることがあります。とくにエンジンとの接続部分(エキゾーストフランジ部)は適切なサイズと素材の部品を選ばなければ排気漏れや脱落の原因になりかねません。

ドラッグスター400のマフラー接続部に使われるボルトの規格

純正状態のドラッグスター400では、マフラーとエンジンをつなぐエキゾーストフランジ部分に使用されるボルトは、M6×35mmの六角ボルトが一般的です。ピッチは1.0mmで、ステンレス製またはスチール製が主流です。

ナットについては、M6サイズのフランジナットまたはスプリングワッシャー付きのナットが推奨されます。熱や振動にさらされるため、緩みにくいナイロンロック付きナットを使用することも有効です。

社外マフラー(ベントマフラータイプ1)装着時の注意点

ガレージT&F製のベントマフラーはボルト類が同梱されていないことがあるため、上記サイズのボルト・ナットを別途用意する必要があります。マフラーによってはフランジ厚が異なるため、長さは35mm〜40mmで調整するのが理想です。

ボルトの長さが短いとナットが掛からず、長すぎるとフレームやエンジンと干渉する場合があるため、仮組みで確認してから選びましょう。

ステンレスかスチールか:素材の選び方

ステンレスボルトはサビにくく美観を保ちやすいという利点があります。一方で、スチールボルトは安価で締め付け時にしっかりとトルクをかけやすい特性があります。

熱膨張率の違いや固着の可能性を考慮して、スレッドコンパウンド(焼き付き防止剤)を併用するのがおすすめです。

ボルトの購入先と実例紹介

ホームセンターやバイク用品店でも入手できますが、精度や品質が心配な場合はモノタロウDIYツール専門サイトで「M6 ステンレス 六角ボルト」や「M6 フランジナット」で検索して購入するのが確実です。

実際にガレージT&Fのベントマフラータイプ1を装着したユーザーの事例では、「M6×35mmのステンレスボルト+スプリングワッシャー+フランジナット」を使って問題なく固定できたという報告もあります。

取り付け時に必要なその他の備品

  • 耐熱液状ガスケット(排気漏れ防止)
  • スプリングワッシャー(緩み防止)
  • トルクレンチ(適切な締め付け確認)

これらも一緒に揃えておくと、装着後のトラブルを防げます。

まとめ:ボルト選びでマフラー装着の精度が決まる

ドラッグスター400に社外マフラーを装着する場合、マフラー本体だけでなく取り付けボルト・ナットのサイズ・素材も重要な要素です。適切なサイズ(M6×35mm)と緩みにくいナットを用意し、しっかり締め付けることで安全で見た目も美しい仕上がりが期待できます。マフラー交換の際は、ぜひボルト類の確認と準備も忘れずに行ってください。

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