移動式オービスでスピード違反に?通知書が届いた後の対応と免停リスクを徹底解説

運転免許

移動式オービス(可搬式速度取締装置)で撮影されてしまった場合、後日通知書が届くことがあります。特に30km/h以上の速度超過であれば「免許停止」のリスクがあるため、不安を抱える方も多いでしょう。本記事では、移動式オービスに捕まった後の流れや、処分の内容、免停の回避・短縮方法までを詳しく解説します。

移動式オービスとは?固定式との違い

移動式オービスは、三脚などに設置されて使用される可搬式の速度取締装置で、近年では住宅街や農道などの生活道路でよく見かけるようになりました。固定式と違い、設置場所が定まっておらず、不意に取り締まりを受ける可能性が高いのが特徴です。

撮影時には強いフラッシュ光が出るため「光った」と気付く方も多く、後日郵送で違反通知書(出頭要請など)が届きます。

通知書が届いたらどうなる?手続きの流れ

移動式オービスでの速度違反は、違反内容や速度に応じて「簡易処分」または「刑事処分」に分かれます。

  • 30km/h未満の速度超過:青切符、反則金、違反点数
  • 30km/h以上(高速なら40km/h以上):赤切符、略式裁判、免許停止の可能性

通知書が届いた場合、出頭する日時・場所(警察署や交通機動隊)が記載されていますので、必ず指示に従いましょう。

30km/hオーバーで免停になる基準と期間

一般道での30km/h以上の速度超過は「赤切符扱い」となり、行政処分として免許停止になることがあります。

  • 30~49km/h超過:免許停止30日(初違反)、60日または90日(累積点あり)
  • 50km/h以上超過:免許停止90日以上~最悪取り消しも

免停期間は、累積点数や違反歴に応じて決まります。初回であっても30km/hを超えた違反であれば、免停30日が科される可能性が高いと考えておきましょう。

免停を回避・短縮する方法とは?

違反点数によっては、免許停止を短縮・軽減する制度が利用できる場合があります。以下の方法が一般的です。

  • 違反者講習(講習受講で免停を1日に短縮):処分前に案内が届き、受講により実質的な停止処分を回避できることがあります。
  • 意見の聴取で反省を示す:誠実な態度や反省文の提出により、処分が軽くなる可能性も。
  • 弁護士に相談:略式裁判や処分に不服がある場合は、交通事件専門の弁護士に相談することで処分軽減を狙えます。

違反者講習を受けるためには通知書が届いた後、指定の手続きを経る必要があるため、早めに対応することが大切です。

過去の違反歴が処分に与える影響

免停の長さや処分内容は、過去の違反歴や累積点数によって大きく変わります。

  • 前歴0で累積点数6点以上:30日免停
  • 前歴1で6点:60日免停
  • 前歴2以上で同様の違反:最長180日免停または取り消しも

違反歴がある方は、自分の累積点数を確認しておくことをおすすめします。点数確認は最寄りの運転免許センターやオンラインで可能です。

まとめ:移動式オービスに光られたら冷静に対応を

移動式オービスによる速度違反は、見落としやすい生活道路などでも発生しやすく、違反に気付いたときにはすでに通知書が届く状態ということも珍しくありません。

特に30km/h以上のオーバーは免許停止の対象となるため、通知を受け取ったら早めに対応を始めましょう。違反者講習や意見聴取での反省姿勢が処分の軽減に繋がることもあるため、必要に応じて専門家へ相談することも視野に入れておくと安心です。

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