125cc以上のバイクはバイパスを走行できる?制限と注意点をわかりやすく解説

運転免許

バイクユーザーにとって、バイパス(自動車専用道路や有料道路)を利用できるかどうかは大きな関心ごとです。とくに125ccを境に道路の通行区分が変わる場面が多いため、ルールを正しく理解しておくことが重要です。

バイパスとは?まずは道路区分を整理しよう

「バイパス」という言葉は幅広く使われますが、法律的には「自動車専用道路」「自動車専用通行帯」を指すケースが多いです。これらは125cc未満のバイク(原付一種や二種)は通行できないため、125cc以上のバイクにとっては明確な分かれ目になります。

たとえば「国道16号 八王子バイパス」や「新湘南バイパス」など、各地にある自動車専用道路は排気量125cc以上のバイク(普通自動二輪車以上)であれば原則通行可能です。

125cc以上ならどんなバイパスもOK?例外もある

基本的に、125cc以上のバイクは自動車専用道路を走行可能です。ただし注意点として、一部のバイパスや有料道路で250cc以上の車両のみ走行可能という制限があることもあります。

たとえば「阪神高速」「首都高速」などの高速道路や一部都市高速では、126cc以上かつ高速道路通行規格を満たす車両のみが対象となるため、125ccちょうどのバイクでは走行できません。

必要な免許区分にも注意しよう

125ccのバイクに乗るには「普通自動二輪小型限定免許(AT含む)」が必要です。この免許があれば、自動車専用道路(バイパス)も走行可能です。原付免許(50cc)では当然ながら通行不可です。

なお、125ccちょうどの車両で高速道路や有料道路を使う場合は、道路標識の確認も忘れずに。誤進入すると罰則や通行違反の対象となります。

道路標識で確認できるポイント

自動車専用道路の入口には、「自動車専用道路」の青い標識が掲示されています。バイクが通行可能かどうかはこの標識と補助標識で判断できます。見慣れない道路を走行する際には、必ず表示を確認しましょう。

  • 標識に「125cc未満通行禁止」等があれば、125cc以上のバイクは通行可能
  • 「二輪車通行禁止」や「高速道路専用車両」などの表示があれば対象外

具体例:都内で125ccが走れるバイパス

東京都近郊でも、125cc以上のバイクが走れるバイパスは多く存在します。

  • 川越バイパス(国道16号):125cc以上であれば通行可能
  • 横浜新道:高速道路扱いのため、126cc以上のみ可
  • 湾岸道路(湾岸線):一部高速区間あり。125ccは通行不可区間も

このように、地域や道路ごとに違いがあるため、バイクでの遠出前には必ず道路情報をチェックしましょう。

まとめ:125cc以上のバイクは大半のバイパスがOK

原則として、排気量125cc以上のバイクは多くのバイパス(自動車専用道路)を走行可能です。ただし、高速道路や特定の有料道路では126cc以上などの条件が付く場合もあります。免許区分や道路標識の確認を怠らず、安心・安全なツーリングを楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました