エンジンオイルの継ぎ足し時、エンジン冷間時に始動しても問題ない?

車検、メンテナンス

エンジンオイルを継ぎ足す際、エンジンが冷間の状態でもすぐにエンジンを始動しても大丈夫か、という疑問を抱く方も多いでしょう。エンジンオイルの適切な継ぎ足し方法や、オイル交換のタイミングなどについて、詳しく解説します。

エンジンオイルの役割とは?

エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らすため、エンジン部品を潤滑する重要な役割を担っています。また、エンジンの冷却や、汚れの除去など、エンジンをスムーズに動作させるための基本的な機能も持っています。

エンジンオイルが不足すると、エンジンが過熱しやすくなり、最悪の場合、エンジン内部の部品が摩耗して故障を引き起こすこともあります。したがって、エンジンオイルのチェックと補充は非常に重要です。

エンジン冷間時のオイル継ぎ足しについて

エンジンオイルを継ぎ足す際にエンジンが冷間状態か温まった状態か、という点についての疑問が生じます。実際に、エンジンオイルは冷間時にチェックし、継ぎ足すのが最も正確です。なぜなら、エンジンが温まっているとオイルが膨張し、正確なレベルがわかりにくくなるからです。

冷間時にオイルを補充することで、オイル量が正確に確認でき、必要な分だけ継ぎ足せます。ただし、冷間時でもオイルをすぐに継ぎ足しても問題はありません。しかし、すぐにエンジンを始動するのは避けたほうがよいです。

エンジンをすぐに始動しても問題ないか?

エンジンをすぐに始動すること自体は、すぐにエンジンオイルがエンジン内部に流れ込むため、特に問題がない場合もあります。しかし、エンジンオイルが冷たい状態では粘度が高く、オイルがエンジン内部に行き渡るまで時間がかかることがあります。

そのため、オイルを補充した後、数分間エンジンを動かす前に少し時間をおいてから始動したほうが、エンジン内部にオイルがしっかりと行き渡るため、エンジンの寿命を延ばすことができます。

実際の例:オイル補充後の始動タイミング

例えば、長距離ドライブを終えた後にオイルが減っていることに気づいたとしましょう。この時、オイルを補充するタイミングとしては、エンジンを停止させてから冷めるのを待つのが最適です。冷めた状態でオイルレベルを確認し、必要な分だけ継ぎ足します。

その後、エンジンをすぐに始動することはできますが、数分間待つことでオイルがよりスムーズにエンジン内部に行き渡ります。エンジンをすぐに動かしても大きな問題はないものの、エンジンへの負担を減らすためには少し待つことをおすすめします。

まとめ:オイル補充後の適切な対応

エンジンオイルを補充する際、エンジン冷間時に行うことが最適です。そして、補充後は少し時間をおいてからエンジンを始動することで、エンジンへの負担を減らし、長期的な性能を保つことができます。オイルの状態を常にチェックし、定期的に必要なメンテナンスを行うことで、エンジンの寿命を延ばすことができます。

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