車選びのポイントは人それぞれですが、「見た目がいかつくて怖い」といったインパクト重視の視点も根強い人気があります。この記事では、トヨタの代表的な3台──50プリウス、30後期セルシオ、クラウン──にフォーカスし、どれが最も“威圧感”のあるセダンかをデザイン・カスタム性・街中での印象などの観点から比較・解説していきます。
“いかつさ”を決める3つのポイントとは?
見た目の“怖さ”や“いかつさ”を構成する要素として、以下の3点が重要です。
- フロントフェイスの迫力(ヘッドライト・グリル・ボンネットの形状)
- ボディサイズと全体のシルエット(ワイド感や低さ)
- カスタムの幅(ローダウン、ホイール、スモーク、エアロ等)
これらの観点から、それぞれの車種を詳しく見ていきましょう。
50系プリウス:異端のプリウス、攻めたデザインが光る
プリウス=エコカーの印象が強いものの、50系は大胆にデザインを変え、「攻撃的なフロントフェイス」「鋭いライトライン」で、純正でも十分いかつい印象を与えます。
特にカスタムを施した50プリウスは、“黒プリ”として一部のカルチャーでも認知度が高く、スモークテールや社外ホイール、シャコタン化で街中でも存在感を放ちます。
ただし、ノーマル状態だとやや“未来的”に寄るため、カスタムありきで怖さを出すタイプとも言えます。
30後期セルシオ:伝統的VIPスタイルの王者
セルシオ(UCF30後期型)は、重厚なボディと直線的で武骨なデザインが特徴。特にブラックの30セルシオは、今でも“いかつい車”の代名詞的存在です。
VIPカー文化の象徴ともいえるこの車は、ローダウン、ワイドリム、エアロ、スモークといったフルカスタムでの完成度が非常に高く、見た目の威圧感では頭一つ抜けています。
街中でも「一線を画すオーラ」が出る1台で、特に後期型はバンパー形状やグリルの迫力が増している点も評価ポイントです。
クラウン:大人の迫力と品格を兼ね備えた王道セダン
クラウンは型式により印象が大きく異なりますが、いずれにしても“高級車らしい堂々とした存在感”があります。
特に18系アスリートや200系クラウンは、純正でも迫力あるグリルやヘッドライトが印象的で、スーツ姿のビジネスマンが乗るイメージもあり、“社会的に強い立場”を彷彿とさせる“静かな怖さ”を放ちます。
カスタム次第ではVIP・ヤンチャ・ラグジュアリーと幅広い方向性に仕上げられる点でも人気です。
街中での印象と“威圧感”の違い
3車種の印象を街中で比べてみると、以下のような傾向があります。
- 50プリウス:見慣れた分だけ“普通”だが、カスタム次第でギャップ効果◎
- 30セルシオ:特に黒・車高短仕様は「近づきたくない」オーラを出す
- クラウン:正統派で威厳がある。年配層にも強さが伝わる雰囲気
セルシオは視覚的インパクトが強く、クラウンは社会的印象での“格”が高く、プリウスは若者の間での“個性派”という立ち位置が強いです。
まとめ:最も“いかつくて怖い”のはセルシオ30後期
3台を比較した結果、最も威圧感があり“いかつい”印象を持たれやすいのはセルシオ30後期です。
VIPスタイルが完成された1台であり、外観・車格・カスタム性すべてにおいて迫力が段違い。
クラウンは落ち着いた威圧感、プリウスは攻めたカスタムで印象を操作するスタイルです。
周囲に与える“雰囲気”で車を選びたい方は、この視点での比較もぜひ参考にしてください。
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